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大学生になると「シラバス」という言葉をよく耳にします。
大学の説明会やホームページなどで見かけるものですが、大学生は実際どのくらいこれを活用しているでしょうか。
「何となく聞いたことはあるけれど…」
「使ったことはない…」
このような人は少なくないと思いますので、今日は大学の単位を落とさないためのシラバスの活用方法について解説します。
ぜひ参考にしてください!
シラバスというのは、英語で「Syllabus」といい、「講義要項」を意味します。
その授業の担当教授が、1年間又は半年間の授業計画を学生に伝えるもので、講義名・講義内容・年間スケジュールなどが記載されています。
授業の履修をする際に、このシラバスを見て選択を決めることが求められており、これをしないとどのような授業を履修するかが把握できません。
例えば、同じ選択科目である「心理学」でも教授Aと教授Bでは、学ぶ内容や評価方法などが異なります。
講義名や講義内容が記載されていると述べましたが、さらに詳しく見ていきましょう。
担当教授の名前はもちろん、授業の目標、成績評価方法、授業の形式、必要な教科書、開講学年などが記載されており、特に授業の目標や成績評価方法などは学生にとって重要です。
教科書も安い買い物ではないのでチェックしておきます。
シラバスには、その授業に関する詳細は記載されているので、言い換えると「説明書」です。
説明書を読まずに、電化製品を使う人は少ないと思いますし、仮に使ってみても正しく使うのは容易ではないでしょう。
その授業の評判を既に履修した友人などに聞くのもリアルな声が聞けていいですが、公式な説明書がまず先です。
具体的にシラバスをどのように使っていくかを説明します。
その授業での目標は何か、そしてあなた自身がどのようなことを求めているかを確かめます。
特に選択科目の場合で、ある授業に興味があっても求めている内容やゴールでなければいずれモチベーションは落ちます。
その授業を通してどのような能力や知識を身につけられるかを事前に確かめます。
その教授の性格や考え方というのも実なシラバスに現れます。
授業の詳細を事細かく記載する教授はきっちりしているでしょうし、大雑把にしか書いていない人はいろんな意味で適当かもしれません。
細部まで指導をしてくれる教授か自分のペースでどんどん進む教授かなど、シラバスから読み解きます。
これは大学の単位を取得する上では欠かせない要素で、授業によっては毎週レポートがあったり、記述式のテストがあったり、テストはなく出席が重要視されていたりと様々です。
評価方法についてはほぼ100%載っていますので、チェックしてください。
単位を落とさないためにはできるだけ難しくないものを選ぶといいでしょう。
シラバスというのは、冊子として配られるパターンとオンラインで閲覧できるパターンがあります。
最近はデジタル社会で、ホームページ上でも公開している大学が増えているので、ぜひチェックしてみてください。
今日は、大学の単位を落とさないためのシラバスの活用方法についてでした。
シラバスを見ずに授業を受けるのはチャレンジなので、事前に目を通しておきましょう。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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