大学の単位を落とした際のアフターフォロー法
2022年05月02日
大学にあまり行っていなかったり勉強していなかったりはもちろんのこと、真面目に勉強をしていても時に授業の単位を落としてしまうこともあるかもしれません。
落としてしまったのはもうどうしようもないので、ここで大切なのはその後の対処です。
そこで今日は、大学の単位を落とした際のアフターフォローについて解説しようと思います。
【大学の単位を落とすことによる心配事】
まず、大学には「必修科目」、「選択必修科目」、そして「自由科目」などいくつかの種類があります。
それぞれに単位数があり、進級までに〇〇単位以上、卒業には〇〇単位以上など決められた単位数というのが設定されています。
進級に関しては、1年生から2年生では単位が少なくてもとりあえず進級できるところも多いですが、危ない場合は大学側から指導などが入ることもあります。
そして卒業に関しては、大体124単位以上と設定しているところが多く、これを大学4年間という時間で計画性を持って取得する必要があります。
このように大学の単位を落とすことで進級や卒業できないという懸念があり、学生はしっかり勉強しなければいけません。
そして、再履修の負担も考えられ、特に必修科目などどの学生も必ず履修しなければいけないものに関しては単位を取るまで進級や卒業ができないので、のちに大きな負担となるでしょう。
再履修は下の学年の学生とともに勉強することが多く、モチベーションを保つ意味でも簡単ではありません。
≪就職活動への影響≫
大学の単位を落とすと、様々なことに影響します。
その1つに就職活動があり、多くの学生は卒業後、就職をすると思います。
ただ現実的には、単位を落とすことが直接就職活動に影響するとはいえなく、GPAに関しても大学や授業によりレベルが違うので直接的に影響するとはならないでしょう。
ただ、単位を落とす理由にもよりますがサボっていた場合はイメージ的によくないので、良い成績を取っていて損はありません。
【大学の単位を落とした際のアフターフォロー】
大学の単位を落としてしまったのはもう仕方がないこと。
ここでやるべきことはアフターフォローです。
≪進級や卒業から逆算して再計画を行う≫
単位を落としてしまったら、それを踏まえてあとどのくらい単位を取れば進級できて、卒業できるのかを見直します。
そのために新学期から多くの授業を履修することになるかもしれません。
≪履修の組み方を考え直す≫
これまで単位を落としたのは履修の組み方に問題があったからかもしれません。
無理に詰め込みすぎて勉強できなかったりスケジュールに欠点があれば、それを再度考え直しましょう。
たとえ興味のある授業でも教授などによりテストや提出物が難しく単位を取るのが容易ではないものもあるので、リサーチを込めて徹底的に調べます。
友人や先輩などに聞くのもいいでしょう。
≪資格や検定を取得する≫
これは単位とは異なりますが、大学によっては指定の資格などを取得することで単位として認める場合があります。
例えば、英検やTOEIC、簿記検定などが挙げられ、単位も取れてスキルも身につきいいことばかりです。
就職活動時にもそれらの結果は有利に働くかもしれません。
あとは、ボランティアやインターンシップに参加することで単位をもらえる大学もあるので各自調べてみましょう。
【まとめ】
今日は、大学の単位を落とした際のアフターフォロー方法についてでした。
ここで何もしないか積極的に動いて穴埋めをするかでその後の大学生活に大きく影響してきます。
まだ単位を落としていない学生は今あるものを真面目に受けて頑張る、仮に落としてしまってもここで紹介した内容を参考に行動してください。