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単位を落とすとやばい?大学編入に必要な単位数

 

「今は地元の四年制大学に通っているけれど別の大学に編入したい」

 

など大学編入を検討している人もいるかもしれません。

 

大学編入は希望を出せば誰でもできるものではなく、出願に必要な単位数というのがあります。

 

今日は、大学編入を目指す学生に向けて必要な単位数について解説しようと思います。

 

目次

【大学編入をする際に必要な単位数】

四年制大学Aから大学Bに編入をする際、指定の修得済み単位数というのが求められます。

 

これを満たしていないと出願ができず編入できないということになります。

 

3年次編入を目指す場合は60~62単位、2年次編入を目指す場合は30~32単位が一般的な単位数であり、これは大体どこの大学や学部でも共通しています。

 

実際、関東の有名私立大学である法政大学の編入試験の要項(下記引用)を見てみましょう。

 

3年次編入と2年次編入どちらもあり、

 

3年次編入の受験資格は、

 

・ 学士の学位を有する者。

・ 大学に2年以上在学(見込みの者を含む)し、卒業要件外科目(教職•資格科目等)を除き60単位以上を修得している者(修得見込みの者を含む)。

・ 短期大学を卒業した者(2022年3月卒業見込みの者を含む)。

・ 外国において相当年次の課程を修了(修了見込みの者を含む)し、60単位以上を修得(修得見込みの者を含む)している者(■現在外国の大学・短期大学に在学している者、またはこれを卒業した者参 照)。

 

2年次編入の受験資格は、

 

・ 大学に1年以上在学(見込みの者を含む)し、卒業要件外科目(教職•資格科目等)を除き30単位以 上を修得している者(修得見込みの者を含む)。

・ 短期大学を卒業した者(2022年3月卒業見込みの者を含む)。

・ 高等専門学校を卒業した者(2022年3月卒業見込みの者を含む)。

・ 外国において相当年次の課程を修了(修了見込みの者を含む)し、30単位以上を修得(修得見込みの者を含む)している者(■現在外国の大学・短期大学に在学している者、またはこれを卒業した者参 照)。

 

3年次では60単位以上、2年次では30単位以上になっています。

 

また編入試験に関しては、その大学の全ての学部で実施しているとは限らないので、試験を受ける年の募集要項を事前にしっかり確認しておきましょう。

 

≪単位を取るのはいつまで?≫

 

出願要項として必要単位数が決められていますが、これらは期限が決まっています。

 

3年次編入であれば2年生の3月まで、2年次編入なら1年生の3月までなので注意してください。

 

3月までだと出願日までに間に合わないということになりますが、「修得見込み」の単位ならOKなのでご安心ください。

 

【大学編入に必要な単位が足りない場合】

 

 

大学編入をするには必要な単位数が決まっています。

 

しかし、学生の中には単位が足りない…という人もいると思います。

 

その場合はどうすればいいのでしょうか。

 

その答えは1つで、単位を取得するまで待つです。

 

具体的には2年次編入を目指している人なら3年次編入まで待って再度編入に挑戦するしかありません。

 

そうならないためにも、日頃からしっかり大学の授業を受けて勉強をし単位を取られるように努力したいものです。

 

そして気をつけたいのは休学に関することで、大学によっては休学期間があることで出願できなくなることもあります。

 

必要単位数を満たしていても休学期間の関係で出願できないとなると非常に残念です。

 

休学を検討している人は各大学の編入要項をよく読んでから決めるようにしてください。

 

【まとめ】

今日は、大学編入に関する内容でした。

 

一般的に3年次編入と2年次編入があり、どちらかを目指して編入をすると思います。

 

編入するには必要単位数など求められる条件があるので事前にちゃんと確認しておきましょう。

 

そして必要単位数の他にも余裕があるのなら多く単位をとっておくことで編入先の大学でも単位が認定されることがあるので覚えておいてください。

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生徒とのコミュニケーションを大切にし、彼らの学習の進度や状況を把握することで、適切なサポートを提供できるよう努めています。

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