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子どもの頃からずっと憧れていた海外留学。
でも、大学を中退して海外留学するには何から始めたらいいかわからない…という人のために、今回は中退者向けに留学する方法を紹介します。
夢の実現のために第一歩を踏み出しましょう。
文部科学省(2014年)が発表する大学中退に関する調査によると、日本全国の中退者の数は79,311人になります。
これは1年間の数で中退率は2,65%、大学は4年間なので単純に4倍すると10%を超えます。
大学生全体の約1割が中退していることになり、驚かれる人も多いかもしれません。
大学を中退する理由は様々ですが、「経済的理由」「転学」「学業不振」「就職」や「病気・怪我」などが多いです。
中退する学生の中には海外に留学する人もおり、正規学生として向こうの大学で3~4年間学びます。
大学に在学していると交換留学などで短~中長期の留学はできますが、4年間海外で過ごすというのは難しいです。
海外留学といってもいろんな国や地域があるので、場所によって手順は異なります。
ここではアメリカの大学を例に紹介します。
アメリカの大学は基本的に日本の大学よりも高いです。
州や大学によって異なりますが、一般的には年間で200万円ほどします。それに寮費や食費などを加えるとさらに100万円ほどプラスします。
ただ、まずは2年制のコミュニティカレッジで勉強したいという場合は学費は80万円ほどに抑えられます。
留学生の中には、まずはコミュニティカレッジを卒業してから4年制の大学に通うという人も多いです。
奨学金を利用する人もいるでしょうし、アルバイトでお金を貯めるという人もいると思います。まずは自分の行きたい大学の学費を調べてみてください。
あと、留学するには入学願書や推薦状、銀行の残高証明、健康診断などの書類が必要になります。
交換留学などとは違い正規留学ではより多くの書類が求められるので、不備なく用意してください。
書類系は結構時間がかかるので、時間に余裕をもって計画的に行動しましょう。
アメリカで勉強する場合はビザが必要です。
「学生ビザ」と呼ばれ、何を学ぶかなどによってビザの種類は異なりますが正規留学だと「F-1ビザ」が一般的です。
語学学校で英語を学ぶ、大学で学位を取る場合はこのビザになります。
ビザ申請は自分でできますが、初めての海外留学となると必要書類などが多いのでややこいいかもしれません。
そんな時は、留学を斡旋するエージェントにお願いするとスムーズに進みます。
それなりの費用はかかりますが、大使館に出向く以外は基本的に全てやってくれるので心強いです。
英語圏だけじゃなく、大学で学位を取得するのなら英語の勉強は必須です。
私たち日本人は非英語圏から来た学生ということで、TOEFLやIELTSのスコアが求められます。
これも大学によって異なりますが、一般的にはTOEFL60点、難しい大学では80~100点くらいが目安になるでしょう。
ちなみに、日本で知名度の高い「TOEIC」はビジネスなど就活時に役に立つものなので留学する時はTOEFLです。
現地に行ってから語学学校に通うのもアリですが、費用や時間がかかることを考えたら日本にいる間にできる限りの勉強はしておきたいです。
基本的には上記で紹介した手順・方法ですが、自分の専攻分野や留学国などによって変わってくるので事前によく調べておいてください。
その国に留学経験のある友人などがいる場合は、経験談も含めて話を聞いてみるのもいいかもしれません。
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