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得点率=通過ライン?SPIの合格ラインの真実

 

皆さんは、SPI試験での評価基準を知っていますか。

 

〇〇以上のスコア?8割以上の正解率?

 

おそらく多くの学生が〇〇以上の得点で合格できると思っているかもしれませんが、それは正しくありません。今回は、SPIの合格ラインについて解説します。

 

本当の合格ラインを知っておくことで、適切な対策が行えます。

 

目次

【得点率=通過ラインではない】

SPIに関する情報サイトの多くで、得点率が合格ラインになるという内容が記載されていますが、これには注意が必要です。(得点率が9割になる場合もあります)

 

というのも、SPIは得点率で合格が決まるのではなく偏差値で評価されるからです。優秀な学生でも試験で8割や9割などの高得点を出すのは容易ではありません。

 

どんなに大学で専門的な研究をしている学生であっても、SPIのスコアだけで面接まで行けないなんてことはあるでしょうか。

 

企業側からすると、そんな優秀な学生ならぜひ採用したい、少なくても面接まで来てもらって学生についてもっと知りたいと思うのが本音だと思います。

 

SPI試験の結果がわかった時には、履歴書も確認されています。そのため、企業側の立場からするとSPIの得点率だけで落とすのは少し考えにくいです。

 

また、SPIのスコアが多少悪くてももし学生に特別なスキルや専門的な知識などがあれば、1度は面接したいと考えるのが普通です。

 

≪SPIと偏差値の関係性≫

 

上記で少し述べた「偏差値」ですが、SPIは言語、非言語分野それぞれ偏差値に応じて7段階で評価されます。

 

その合計の数値によって合格できるかが決まるのです。

 

ただし、ここで注意したいのは偏差値による基準はあるもののそれが全てではないということです。

 

その学生のスキル、応募する企業、職種などによって通過ラインは異なる可能性があり、合格させるかどうかはあくまでも企業の判断によって変わります。

 

あくまで予想ですが、基本的に企業はSPIの通過ラインを公表していません。これからも、企業が独自に基準を決めているということがわかるかもしれません。

 

【SPIは足切りに使われている?】

 

SPIは面接前や一次選考として使われるケースが多く、足切りとして使われている可能性があります。

 

いずれにしてもSPIは第一関門なので、どのタイミングでSPI試験が来ても決して気を抜かず全力を尽くしたいものです。

 

企業によって通過ラインが異なるので、具体的な通過ラインは存在しないようなもの。

 

でも、高得点を取った方がいいので、学生はしっかり準備して高得点を取られるように準備します。

 

≪SPIの結果だけでは足切りしない≫

 

大企業など、SPIの結果によって足切りしている企業があるのは大いに考えられますが、SPIの結果だけで足切りしているわけではありません。

 

エントリーシートや履歴書も提出しているので、それらも加味して判断しています。例えば、同じ学歴で同じ能力の学生がいたら、SPIの得点を重要視するでしょうし、その逆もあるでしょう。

 

【SPIの通過ボーダー】

企業が公式に公表しているわけではないので、はっきりとしたことはわかりません。

 

ただ、外資コンサル、外資金融、五大商社などでは60程度の偏差値が必要とされており、SPI受験者の偏差値は40~60の間に約70%が含まれるように調整されているようです。偏差値50~60は約30%とか。

 

ということは、偏差値が50~60あっても決して安全ではないので、できることなら70以上は取りたいものです。

 

学生ができることはまずしっかりSPI対策をすること、そして実際に企業のSPIを受験してみてどのくらいで通過できるのか確認してみるのもいいかもしれません。

 

実際の試験を受けることで試験の雰囲気や時間配分などにも慣れられるので、とてもいい訓練になります。

 

また、SPIは結構使い回しの問題などが多いので、運が良ければ似たような問題に出くわすこともあるかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。ぜひ、この記事が皆さまの役に立てば嬉しいです。

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