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勉強する上で欠かせないのが「暗記」。ただ覚える単純作業なので、暗記を苦手としている人も結構多いかもしれません。
今回は、そんな暗記力を高める勉強法についてです。では、最後まで読んでください。
ただ暗記する勉強法よりも、イメージで理解する方が頭に入りやすいのは事実ですが、理解する上で欠かせないのが、やはり「暗記」です。
例えば、数学にしても、まずは公式などを暗記しておかないと、解けるものも解けません。英語を話すにしても、単語やイディオムを暗記しておかないと、会話は成り立たないでしょう。
ただ暗記をするのはよくないですが、どの科目にもある程度の暗記は必要なのです。そのため、暗記が求められる学部の学生だけじゃなく、文系から理系など全ての学生に暗記能力は必須です。
では、ここから具体的に暗記力を高める方法についてお伝えします。
勉強した内容を脳に暗記させるためには、アウトプットが重要です。
例えば、声に出して読んだり、友人など第三者に説明してあげる、など五感を使って脳に刺激を与えます。
声に出して読むことで、視覚と聴覚が鍛えられ、さらに言葉に発することで脳が刺激されます。
例えば、英語の勉強などにこのアウトプットはとても効果的で、英語独特のリズムに慣れるためにシャドーイング(shadowing)というトレーニング方法もあります。
もし、電車の中や図書館など、どうしても口に出せない時は、ノートに書き出すなどしても効果的だと思います。
周りの話し声や雑音が耳に入ると、全く暗記できないなんてこともあるかと思います。
暗記では、聴覚からの情報は視覚からの情報を妨害すると言われており、雑音は暗記に悪影響を及ぼします。
カフェなど一見集中できそうな環境下でも、会話の声などちょっとした音が暗記力を低下させることがあるので、図書館や自宅などなるべく騒音のない場所で行います。
ただ、もしそれでも音が気になるという人は、ノイズキャンセル機能のついたイヤホンやヘッドホンを使うか、100均で耳栓購入するのもオススメです。
あと、静かな場所で短時間に集中して行うと、より暗記力が向上するので、タイマーをセットして一気にやるというのも一つの方法です。
あとは、普段の食生活から暗記力を高める栄養素を摂取するのも大切。
具体的には、DHA、ピログルタミン酸などを多く含む食材で、イワシや乳製品、魚類、野菜などが挙げられます。
DHAには、脳の回転を向上させる効果があり、テレビなどでもよく取り上げられているので、もしかしたら知っていたという人もいるかもしれません。
イギリスのある研究でも、DHAの効果が実証されています。
DHAは、サプリメントしてもありますが、青魚に多く含まれているので、普段の食事から意識して摂取したいです。
2日に1日、DHAを摂取するのが目安とされています。
そして、あまり聞きなれない言葉ですが「ピログルタミン酸」にも、記憶力をアップさせる効果があります。
リラックス効果もあって、集中力を高めてくれます。小麦やカシューナッツ、大豆、ごまなどに多く含まれています。
ちなみに、このピログルタミン酸は、ヨーロッパでは認知症の改善薬の成分としても使われています。
その他に、日常生活でのちょっとした運動も暗記力を高めるのに効果的です。何も激しい運動をする必要はなく、例えば、勉強の合間にちょっと立って体を動かすなど、軽い運動が脳を刺激します。
ずっと同じ場所に座っていると血行も悪くなるので、ストレッチも兼ねて定期的に体を動かすようにしましょう。
今回は、暗記力を高める勉強法を3つ紹介しました。
少し意識を変えるだけで暗記力は大きく変わるので、ぜひ実践してみてください。
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