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留年の割合と傾向

 

 

目次

【はじめに】

 

大学生であれば皆が恐れるであろう留年の割合について紹介します。

 

留年をする原因は単位不足がほとんどの原因にはなりますが、その理由は海外への留学であったり、はたまた単に大学をさぼっていたからであったり様々です。

 

前者であればまだ救いようがありますが、後者であれば就職に非常に大きな影響を及ぼすので回避したいものです。

 

 

【私立大学平均留年率と文系学部について】

 

まず、私立大学の平均留年率は約10%〜30%です。

 

もちろんこれは各大学や各学部によって左右され、全て違ったものですがどの場合でも基本的にこの割合におさまります。

 

文系と理系でみたときの留年の割合は実際どっちもどっちという感じですが、どちらにおいても留年をしやすい学部は存在します。

 

まず留年する割合の高い文系の学部ですが、主に数学を用いる学部は比較的高くなっています。

 

経済学部や商学部など大学入学後に数学を主に学ぶ学部でも入学の時点で数学の入試を課されない大学は多々あります。

 

こうした関係で入学後に数学の講義についていけなくなり留年をしてしまう大学生が多く存在しています。 

 

 

【留年率の高い理系学部】

 

一方で理系の学部で留年をする割合が高い学部は情報系の学部です。

 

もちろん大学入学後に勉強をさぼったことによる留年もあります。

 

しかしながら理系の学部では実習や実験が必修科目の取得単位の中に組み込まれています。

 

さらには学年を増すごとにこの実習や実験の占める割合は高くなってきます。

 

したがってこうした実習科目で躓いてしまいそのまま転げ落ちていってしまう学生が少なくありません。

 

理系学部で留年する学生の多くはこのような専門科目についていけなくなるという理由が非常に多いです。

 

さらには、よく言われる「ぼっち」になってしまう学生も留年する割合が高くなっています。

 

仮に講義に欠席してしまった場合などにレジュメを見せてもらう人がいないどの理由から自然と講義から遅れを生じさせてしまいます。

 

「ぼっち」となる人の中でも特にサボりぐせがある人は非常に危険です。

 

 

【まとめ】

 

留年が多い大学はこうした専門的な学部を多く占めている大学がほとんどです。

 

留年が多い大学というくくりで文系がメインの大学はそれほど多くありませんが、理系の学部がほとんどを占めている大学では、大学単位で留年が多くなります。

 

特に工学系がほとんどの工業大学であったり、専門的な学部が多い理科大学などはその典型的な例です。

 

やはり大学が設置する学部のほとんどが留年をする割合が高い学部の場合は大学全体で留年数が際立っています。 

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