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大学生が就職に役立つ資格5選

 

大学生が取得して就職に役立つ資格にはどのようなものがあるでしょうか。

 

資格と聞いてすぐ想起されやすいのは弁護士や公認会計士、税理士、弁理士、不動産鑑定士などの大型資格かも知れません。

 

これらの資格は知名度も高く、企業の面接官の多くは取得の大変さを知っているので評価されやすい資格であると考えられます。

 

しかし、これらは非常に時間がかかる上に誰でも取得が可能な試験という訳ではなく、何年も浪人を重ねた上で諦める人も少なくないので除外します。

 

ここでは努力すれば多くの人が何とか取得が出来、多くの業界と職種で評価されるものに限定しベスト1位~3位までを挙げます。

 

またそれにプラスして業界や職種で限定的ながらも幅広く対応できる2つの資格についても述べます。

 

目次

【ベスト1位】

 

自動車の運転に必要な普通自動車免許です。

 

その理由は、車関係や運送の仕事に役に立つというだけでなく、企業における営業の仕事に就くのに必要とされることが多く、免許を持っている人を面接の要件にしているところが少なくないからです。

 

営業の仕事に就く予定がなくても採用の際にチェックする企業や組織は多いので取得しておくのに越したことはありません。

 

多くの人が20代前半までに取っているだけあって持っていないと逆に消極的なのではないかなどと思われ、マイナスになる可能性すらあります。

 

多くの人は教習所に通うことを選択することになって時間がかかり、お金も他資格よりは高額ですが、労力や金額に見合った価値はあると考えられます。受験時期は通年で、ほぼ一年中行われています。

 

 

【ベスト2位】

 

2位は英語の資格の一つであるTOEICです。

 

その理由は、企業からの知名度が高く、多くの企業でこの点数がある程度の基準に達している人を欲しているからです。

 

グローバル化の進展はとどまることを知らず、これから先も英語を必要とする機会はどんどん増えていくことが予想されています。

 

また、英語系の資格では英検が有名ですが、英検の場合はどの程度の得点で合格したのか不明な上、一度取得すると一生有効であるため、直近の力がどの程度か知るには不十分だというデメリットも存在します。

 

TOEICの場合は、得点が点数化されていて、かつ得点を証明する期間を2年間に限っているため、より正確な力を知ることが出来ます。評価される点数は概ね600点以上からで、低いと逆にマイナスになる場合があります。出来れば730点以上を目指したいものです。

 

受験時期は通年で年末年始など特別の期間を除いてほぼ一年を通して実施しています。

 

 

【ベスト3位】

 

3位は、パソコン系の資格であるMOSです。

 

MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリストの略称で、どの程度マイクロソフトのオフィスソフトを使いこなせるのか証明するものです。

 

企業ではオフィスソフトにマイクロソフト製のものを入れていることが多く、ある程度は使いこなせないと業務が進展しないことすらあります。

 

業界は問わず営業、経理、人事などどの職種に就いても必要とされるので、使いこなせる目安となるこの資格を持っていると有利になります。難易度は一般と上級に分かれており、どちらも受験資格は問われません。

 

こちらも受験時期は通年で実施されているため、年末年始など特別な期間を除くとほぼいつでも受けることが出来ます。

 

以上の3つは業界や職種を問わずに求められることが多く汎用性の高い資格です。

 

 

これからの2選は業界や職種は若干限定されるものの多くの企業で評価され、求められやすい資格です。

 

 

【ベスト4位】

 

その一つは不動産業界などで幅広く活用される宅地建物取引士です。

 

文字通り宅地や建物の売買や賃貸借契約の際に必要とされる資格です。

 

不動産業界で幅広く必要とされることがあるほか、隣接の建設業などでも評価されることが有ります。

 

所持者は基本給のほかに月2万上乗せされるなどの手当てが出るというケースも多々見かけます。

 

また、これからの人生で建物と無関係となる可能性はほぼなく、受験に際して必要とされる民法の知識などは日常生活を送るにあたって役に立つものなので、その意味でもおススメ出来る資格です。

 

受験資格に制限はなく、受験時期は例年10月中旬で年一回だけ行われています。

 

 

【ベスト5位】

 

もう一つは経理関係の資格である簿記検定です。

 

簿記というとまず経理関係の仕事が思い浮かびますが、経理関係以外の仕事でもこの知識が要求されることが少なくありません。

 

例えば、営業が取引先と取引を始めるにあたって相手側の企業の財務諸表が全く理解できないと取引自体上手くいかないということが考えられます。

 

そのような理由で所持者を評価する企業は少なくないのです。

 

経理関係の仕事に就こうという場合はこの資格は必須に近く、2級を持っているだけで大手企業に決まったという話もあります。

 

1級の難易度はかなり高いので必須とは思えませんが、2級まではサークルに勉強に忙しい大学生でもなんとか合格出来るレベルです。

 

受験時期は日商簿記検定の場合、2月・6月・11月の年3回実施されています。ただし、1級は6月と11月です。

 

【まとめ】

如何でしたか?もちろん、この他にも秘書検定やその他の資格など様々な資格があります。

 

大学生になったから勉強を辞めるのではなく、大学生になったからこそ、将来必要な資格の勉強を少しずつ始めてみてください。

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