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大学の休学と学費

 

大学に進学したものの、病気の治療に専念したい、海外をゆっくり旅したいと考えることがあります。

 

日本の場合は、大学は社会に出るまでの準備段階だという意味合いが強く、学生にとっても社会人として働く前に自分の好きなことをしたいと考えることが多いです。

 

目次

【学位という資格】

 

大学は義務教育ではありませんから、退学したいと考えたときは自由に手続きをすることができますが、大学を卒業して得られる学位という資格は、就職だけでなくこれから生きていく人生でも大きな意味と価値をもっています。

 

そのため一時的に大学を休んで、好きなことをしてから再び学業に復帰したいと考えるのは理解できる考え方です。

 

海外に行って見識を広めたいという場合、大学と提携している海外の大学に留学すれば単位が認められるという制度はありますが、勉強から離れて海外に行きたいと考える学生は少なくありません。

 

また、学費が支払えないので、入学したものの1年間は休学して働き、その間に学費をためて再び大学生になりたいという事情を抱える学生も増えています。

 

大学は学びたいと考える学生を、広い心で受け止めるべきであり、そのために休学という制度が整える必要があるでしょう。

 

ただ以前は休学する場合でも、大学に通っているときと同じ額、もしくは半額程度の学費を納めなければならないと定めていた大学が沢山ありました。

 

【近年は休学制度が変化している】

 

そのためやむにやまれぬ事情で学費が支払えず退学した学生もいましたが、ここ10年ほどでかなり大学の休学制度が変化しています。

 

その理由として、少子化によって学生の数そのものが減少していることから、大学側も学生を手放したくないという事情があります。

 

それでは休学で学費のかからない大学は?というと、国公立大学は基本的に休学をしても全額免除になっています。

 

そして私立大学では授業料が免除されているところが増えていますが、在籍料として3万~10万円ほどを納めれば、休学が可能です。

 

在籍料だけを払えば、休学できるということで、以前よりもはるかに学生にとって休学しやすい環境が整っています。

 

有名大学の休学と学費の関係を考えると、以前は有名大学は合格することが困難なためブランド力がありました。

 

 

しかしさいきんはやはり少子化であったり、大学に通う学生が増えたことで大卒であるということが高学歴に繋がるというイメージが薄れています。

 

そのため有名大学であっても、休学することを受け入れやすくして、学生の在籍数を減らさないようにしたいと考えてまいす。

 

【かつての休学の際の学費】

 

実際に日本を代表する有名人気大学である慶応義塾大学では、以前は休学するときに在籍基本料として6万円を支払わなければならず、さらに施設設備費というものを学部によって19~34万円を支払わなければなりませんでした。

 

早稲田大学も以前は休むときにも、学費を全額から半額を支払わなければなりませんでしたが、現在は在籍料として半期5万円のみを支払うだけでよいことにしています。

 

ほかの有名大学も軒並み、減額制度を導入するなど休学しやすい環境を整えることによって、学生が学べる場を広げることにつながっています。

 

では休学で何をしているかというと、一部の学生は健康面などに問題があるので治療に専念してますが、大部分の学生は自分の事情によって休学を選んでます。

 

入学して間もなく休学する学生で多いのは、第一志望の大学に合格できなくて滑り止めで入学してきた学生です。

 

いわゆる隠れ浪人という学生で、入学したものの、第一志望の大学を諦められなくて大学に在籍しているけれど講義には出たくないということがあります。

 

また、2回生や3回生に多いのは、就職活動を始める時期近づいてきて、このまま社会人になっていいのかと自問自答することがあり、もっと広い世界を見たいということから休学する学生です。

 

日本では就職活動をするときに新卒であるということが強い力を持っているので、就職活動を始める前に休学する学生が増えています。

 

海外に留学をしたり、海外旅行をしたり、また専門学校に通うことを選ぶこともあります。

 

大学生の未来は選択肢が多い一方で、自分に合うものが何かわからないという不安を抱くことも多いので、休学をして自分を見つめ直す生徒も多いでしょう。

 

また、大学に通っているときに家庭の事情や経済的な問題で学費が支払えなくなるという学生もいます。

 

奨学金制度もありますが、奨学金は厳密には返済義務が生じるものがほとんどですから借金をしているともいえます。

 

そこで学費の支払いに困っても奨学金を借りるのは嫌だと感じる学生もいて、その時をして働いて、学費を稼ぐこともあります。

 

注意点としては留年や休学をすると該当年度の奨学金が支給されないケースがあります。

 

1年間休学してアルバイトを複数掛け持ちして一生懸命に働けば、学費は稼げることもあるので、学生の中には奨学金を選択するのではなく休むことを選ぶ学生もいます。

 

休学で何をしているかは学生によって異なりますが、大学が学生の事情を鑑みて休みやすい制度を導入したことは、学生にとってメリットが大きいでしょう。

 

【まとめ】

 

休学の制度や留年の制度は時代によって変化しています。

 

特に有名私立大学は休学をした場合に学費の支払いが減額されるなどの制度を取り始めています。

 

もしかしたら、留年や休学などは10年後や20年後は多くの学生が大学生の時期に取る選択肢の一つになる時代が来るかもしれませんね。

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