大学の単位を落とすことの就活へのリアルな影響
2022年08月02日
大学生になれば単位のことや資格のこと、就職活動のことなど何かと心配になるものも増えるかもしれません。
その中でも、特に大学生が日頃から考えていることとして「単位」があり、これを取らないことには進級ができず卒業もできません。
またたとえ、進級したとしても就職活動に影響を及ぼすこともあり懸念点にもなるでしょう。
そこで今日は、大学の単位を落とすことでの就職への影響について解説しようと思います。
【ぶっちゃけ、単位を落とすのは就活に影響するのか】
まず、多くの大学生が気になることに単位と就職の関係性についてです。
別に単位を落としても就職には直接的に影響しないのでは…と思うかもしれませんが、答えは「影響する」です。
単位をちゃんと取っている学生とそうではない学生であれば前者の方が圧倒的に有利になるのは間違えなく、大学生という学業を本業とする立場上、単位はしっかり取得しておく必要があります。
【大学の単位を落とした際の就活への影響】
では、具体的にどのように就職活動に影響するのかですが、順番に解説します。
≪マイナスな印象を与える≫
大学の単位というのは、学生時代の生活を判断するものです。
企業の多くは大学生活での過ごし方を重要視しており、単位を落とすことでプラスのイメージにはならないでしょう。
もちろん1つ落としたことがある程度なら問題ないかもしれませんが、常に落としているなど多いとそれだけ相手への印象も変わります。
大学生が取る平均の単位数よりも大きく下回っている時などは注意が必要です。
またどの単位を落とすかも関係すると思います。
≪就活に使える時間が少ない≫
大学のどの単位をいつ落とすかにもよりますが、仮に3~4年生に必修科目を再履修する場合、それだけ授業に行く時間が増えます。
そうなると、就職活動を行う時間が限られてくるので、大きく影響するでしょう。
基本的に就職活動を始める3~4年生というのは時間的余裕があるものなので、単位落としている人は授業に就職活動とかなりの多忙になると思います。
今はオンライン面接なども普及しているのでまだマシかもしれませんが完全にオンラインになるのはやはり難しいです。
≪最悪、内定取り消しも≫
もし、大学4年生になって卒業が見込める単位を取得できていないと内定が取り消されることもあります。
びっくりするかもしれませんが、実際にはよくあることで企業側からしても卒業できるか分からない学生を取るのは大きなリスクがあります。
また単位を取れないということは自己管理力が低いと判断され、働いてからも懸念があります。
ちなみに、単位数によって内定を取り消すことは法律的には問題のないことです。
具体的な単位数としては4年生までに100単位以上あれば内定の取り消しにはならないので自分の単位数を計算しておきましょう。
【まとめ】
いかがでしたか?今日は、大学の単位を落とすことでの就職活動への影響について解説しました。
大学生である以上、単位は取得するべきものなので日頃からしっかり勉強をして確実に取られるように努力しましょう。
もし、今大学の授業で危ない…と感じているのなら早めに原因を追求して対策することをおすすめします。
4年生になってから焦って単位を取っても難しい部分があるので、今のうちに適切に対処しておきましょう。