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大学レポートを作成する際、ただ、文章を書けばいいわけではありません。
序論・本論・結論などの基本的な書き方があったり、参考文献を利用してそれをルールに沿って記載したり、今回、ご紹介する注釈があったりと様々な決まりがあります。
これらを全てしっかり把握してレポート作成することが、満足のいく成績を得られることになるので、学生はきちんと学んでおく必要があります。
本記事では、レポートでの注釈とは何か、その使い方や注意点についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてください。
注釈は、「ちゅうしゃく」と読みます。
簡単にいうと、語句や文章の意味をわかりやすく解説することです。
注釈と書くこともあれば「注」のみの場合もあり、注は「そそぐ」「一点に向ける」「書き記す」などの意味で、釈は「(文や語の意味を)ときあかす」という意味があります。
レポート作成で記した文章や語句などの意味をより詳しく解説したい際に、この注釈が使われます。
また、引用や参照をする場合にも、その出典や典拠などの情報を注釈として記載します。
レポートを書いたり読んだりするとよくわかりますが、注釈は結構な頻度で使われるものなので、学生はぜひ学んでおくべき内容です。
引用などで注釈をつけないと、それは盗作になってしまう可能性もあるので気をつけます。
では、実際に大学レポートでの注釈の使い方について見ていきましょう。
例えば、何か専門用語が出てきた時にパッと見ただけでは意味がわからない場合、この注釈を使い補助的に解説します。
レポートや論文でもそうですが、ページの下の方に注釈をつけたり、文章全体の最後にまとめて加えたりします。
もし、授業で何か指定があるのならそれに従い、なければどちらでも構いません。
専門用語などに注釈を加えたいのなら、その言葉の横に(注1)か(1)と記載します。
もし、注釈がいくつかある場合は、(注2)、または(2)のように番号を変えて増やします。
また(※1)と記載することもあり、これでもOKです。
それらをページの最後にまとめて加えても構いません。
そして、注記号をつける場所によってもどこを説明しているかが変わります。
・高齢化社会は日本の問題である。(注1)
上記の通り文の末尾につけるとその文全体を説明していることになります。
・高齢化社会(注1)は日本の問題である。
逆にこれだと、「高齢化社会」という言葉の説明です。
・「長年続く高齢化社会(注1)」は日本の問題である。
この場合は、カッコ内全ての説明になります。
ここまで、大学レポートでの注釈の役割やその効果について解説してきましたが、それを正しく使用してこそ意味があります。
注釈での注記号の位置など細かい使い方については述べましたが、他の注意点としては、レポートを書いている際に注釈があればできるだけその都度、注釈をつけるようにすることです。
特に、引用や参照をする場合で、レポート作成ならまだしも、これが分量の多い論文になると尚更です。
文章を書いてから後で注釈をつけようと思っても、どこに何があったか把握できておらず大変な思いをすることになります。
実際、文章を書いているとそちらに集中してしまい注釈をつけることを面倒と感じることがありますが、これは本当におすすめしません。
注釈の場所を後で見返してすぐにわかるように印のようなものをつけておくだけでも大きく違います。
注釈をつける習慣を身につけておくと、どのように簡易化できるかなどテクニックも自然と身についてきますので、最初はとにかく意識して注釈をすることです。
レポートや卒業論文でよく使う注釈ですが、どのくらいの割合であれば適切なのでしょうか。
これは一概にいうのは難しいですが、例えば、まず引用は全体の10~20%程度が理想とされています。
それを参考にする場合もありますし、大学の授業の教授に個別に聞いてみるのも確実でしょう。
10~20%程度、それか教授に聞いてみると覚えておきます。
今日は、大学レポートでの注釈に関する内容でした。
レポートだけでなく卒業論文の時にも役に立つ知識ですので、今のうちにマスターしておきましょう。
当サイトでは、このように大学レポートに関する有益な情報を定期的に発信していますので、ぜひ他の記事も参考にしてください。
特にレポート作成を苦手としている人やレポート課題が多く課される授業を選択している人は、当サイトの内容がいいサポートになるかと思います。
また、ご自身でレポートの書き方を効率的に学べないという場合は、弊社、大学生向け学習塾で勉強サポートを行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
※この記事は2024年10月に編集しました
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