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なぜ理系学部に進むと後悔する学生が多いのか

 

一般的には物理学科など理系学部というのは専門性の高い学部として認識されていると思います。

 

実験やレポート、研究など文系学部に比べてやらなければいけないことは多く、理系学部に進んだ後に後悔をする学生も少なくありません。

 

そこで今日は、理系学部に進むと後悔する学生が多い具体的な理由についてご紹介したいと思います。

 

目次

【学部選択に後悔する学生は結構いる】

「高校生の頃から〇〇学部に行きたかった」とあなたが希望する学部に入学できた人もいるでしょう。

 

しかし、マイナビの学部選択に関するある調査によると大学生の38,3%は学部選択に後悔したことがあると回答しており約4割の学生が「後悔している」ということになります。

 

その中にどのくらい理系学部が入っているかはわかりませんが、体感的にも理系学部に入って後悔する学生は多いです。

 

ではなぜ理系学部に入ると後悔する学生が多いのでしょうか。その考えられる理由をいくつかご紹介します。

 

【理系学部に進むと後悔する学生が多い理由】

 

≪とにかく時間が足りない≫

 

これは理系学部を選択して後悔する大きな理由の1つで、理系学部に入ると文系学部に比べて圧倒的に時間が少なくなります。

 

数学科や物理学科など、もちろん大学や学部・学科、学年などによってその忙しさは異なると思いますが、あくまでも一般論では文系よりも理系の方が時間的余裕は少ないことが多いでしょう。

 

1限の授業が多かったり実験やレポートがとにかく多かったり、勉強する時間だったりアルバイトをする時間、サークルなど友人と触れ合う時間も文系に比べて少なくなるでしょう。

 

ある程度、理系学部は忙しいのは覚悟で入学したけれど想像以上の大変さに戸惑う学生もいるようです。

 

≪勉強の辛さ≫

 

理系学部は単純に勉強の量が多かったり、難易度が高かったり、とにかく勉強面で大変と感じる学生が多いです。

 

特に、理系学部にこだわりはなかったけれど大学名だったり何となく理系学部を選んだ学生にとっては興味のないことを4年間勉強しなければいけないのは想像以上に辛いでしょう。

 

専門性が高い理系故にその分野への興味がないとやはり難しい面があります。

 

≪何となく理系に入ったため≫

 

理系に興味が何となくあった、将来の目標をあまり考えずに理系に入ったなど具体的な目標なしに理系学部に進むのも後悔を生む原因になってしまいます。

 

先に述べた通り、例えば、大学名だったりとりあえず大卒という名前が欲しく理系に入学するとその難易度や専門性の高さから苦労するのは目に見えています。

 

理系学部に入る前にはなぜその学部なのか、将来の目標を達成するためにその学部でいいのかなどをよく考えたいものです。

 

≪就職の大変さ≫

 

 

理系でも学部によっては就職に不利になることもあるようです。

 

例えば、理学部では学科によりますが汎用性が乏しいという理由で一般企業への就職が難しかったり、就職の幅が狭まるなどの欠点が挙げられます。

 

もちろん専門性を持って就職に強みになることはありますが、就職活動に手を焼く学生もいるようです。

 

【まとめ】

今日は、理系学部に入って後悔する学生が多い理由について解説しました。

 

やはり文系学部に比べて全体的に勉強量が多く大変であるのが大きな理由といえるでしょう。

 

ただ理系学部に入るちゃんとした目的や理由があればもちろんいい結果を生み出しますし意義のある学生生活になると思います。

 

そこは学生次第でもあるので、後悔のないように毎日を過ごしていきたいものです。

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