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ですます調?大学レポートでの文体について

 

大学生になると避けては通られないレポート作成ですが、書き方に関するいろんな決まりがあります。

 

その1つに今回紹介する文体があり、よくわからないという人も多いかもしれません。

 

大学生になったばかりの人やレポートを書き慣れていない人は、ぜひ参考にしてください!

 

目次

【大学生になると頻繁にあるレポート作成】

大学では、高校までと同じように試験や出席が成績評価で大切ですが、他にもレポート作成やプレゼンテーションなどがあります。

 

大学に入ってから一度もレポート作成をしたことがないという学生はおそらくいなく、大学ではレポート課題がよく出ます。

 

授業により試験かレポート、出席どれを重要視するかは異なり、レポート課題の頻度も違います。授業によっては月に1回や毎週1回レポート作成を求められることもあります。

 

レポート作成は、単に課題の感想を述べるだけでなく論理的に記述する必要がありその書き方に慣れていないといつまで経ってもいいレポートは書けません。

 

【大学レポートの文体について】

 

 

大学レポートの目的は、研究や調査結果を報告して未来に残すことなので読書感想文ではなく学術的表現で書かなければいけません。

 

感想文ではなく、考察のない単なる報告文もNG、引用ばかりの文章もよくありません。

 

文体には、大きく「だ・である」と「です・ます」がありますが、大学レポートでは前者の「だ・である」を採用します。

 

両者の違いを簡単に説明します。

 

≪だ・である≫

 

大学レポートを読むのは、大学の教授やコンクールの審査員などです。

 

通常であれば教授だと思いますが、いずれにしても事実や真理を伝えなければいけないのではっきりした言い方、表現で書く必要があります。

 

だ・である調は、基本的に書き言葉として使われ断定した言い方なので相手への説得力に長けます。ただ、若干強い言い方になるので読者によっては嫌がられる場合もあります。その際は別の言い方に変えます。

 

≪です・ます≫

 

皆さんも日頃からよく使うです・ます調ですが、これはいわゆる話し言葉です。

 

相手に優しい印象を与え親しみを持たれる言い方なので、仕事上では基本的にこのです・ます調が使われます。ビジネスで、だ・である調を使うのは想像できないと思います。

 

ただ、です・ます調だと文字数が多くなりがちなのでレポートでは好まれません。

 

【大学レポートで役立つ学術的表現】

普段、何気なく使っている言葉は、実はレポートでは正しくないということが結構あります。

 

大学レポートでは基本的に書き言葉で書きます。

 

左:話し言葉  右:書き言葉

 

全部→全て

一番→最も

ちょっと→少し

たくさん→多くの~

どっち→いずれか

こっち→こちら

あっち→あちら

いつも→常に

~けど→~が

素晴らしい→優れている

面白い→興味深い

だいたい→およそ

まだまだ→いまだ、まだ

など

 

ここで紹介したのは一部ですが、レポート中で使っていませんか?明らかにわかりそうなものもあれば、え、これも?というのもあります。

 

話し言葉を一度使ったからとレポートの点数が悪くなるわけではないかもしれませんが、今後社会に出た時も正しい言葉を使えないと恥ずかしい思いをします。

 

【まとめ】

今日は、レポート作成での文体について紹介しましたが、当サイトでは大学レポートに関する様々な情報を発信しているのでぜひ他の記事を参考にしてください。

 

難しそうに見えるレポート作成ですが、その書き方やルールさえしっかり把握すればそんなに難しくありません。

 

レポートが苦手という学生のほとんどが、書き方などを知らないだけなのでしっかり学びあとは書いていくのみです。

 

では、次回の記事もぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

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