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大学生という若いときは、「睡眠」の重要性について意外と軽視しがちです。
なぜなら、少しくらい睡眠を取らなくても体力があり、回復力があるので、そこまで目に見える疲労を感じないからでしょう。
しかし、大学生でも人間である以上、睡眠の質が下がるとそれに伴ってさまざまな日常生活への影響が出てくるのは事実です。
その代表例に勉強があり、大学生にとっては死活問題ともいえます。
今日は、大学生にとっての理想の睡眠時間について解説します。
我々は、普段、「睡眠は正しく取りましょう」や「8時間寝てください」など、睡眠についていろいろなことをいわれます。
あなたも日頃どのくらい寝ているのか、親などに心配されることがあるかもしれませんが、日本人の平均睡眠時間は世界的に見ても少ないことがわかっています。
また年代によっても異なり、例えば、睡眠時間を調べた数々の論文データによると、
~10歳:8~9時間
15歳:8時間
25歳:7時間
45歳:6.5時間
65歳:6時間
このように年齢を重ねるごとに睡眠時間が減っているのが分かります。
日本人全体でいうと、2021年のデータでは7.3時間というデータもあり、これは中国の9時間、フランスの8.5時間、イギリスの8.4時間など諸外国と比べてもかなり少ないことがわかります。
実際に睡眠時間が少ないとどのようなことが起きるのかですが、まず疲労感が残ります。
物事へのやる気や集中力、意欲、活発さなどがなくなり、要するに元気がなくなるのです。
これを大学生という立場で考えてみると、勉強へのやる気が起きず、大学にも行きたくなくなり、サボるようになり、単位を落とす…など非常にまずいということがわかります。
では、大学生にとって理想の睡眠時間とはどのくらいなのでしょうか。
答えは、「ありません」です。
どういうことかというと、理想の睡眠時間は世間的には確かに7~8時間といわれていますが、これは個人差があります。
年齢によっても異なるのはわかりましたし、個人によっても7時間でスッキリ起きられる人もいれば6時間でも足りる人もいるでしょう。
大切なのは、いかに朝気持ちよく起きられて、その日ずっとパフォーマンスがいいかです。
これをバロメーターとして、あなたにとっての理想の睡眠時間を見つけてほしいです。
また、睡眠は深い眠りである「ノンレム睡眠」と浅い眠りである「レム睡眠」の2つが繰り返し行われています。
まず就寝したらノンレム睡眠が起こり、その後レム睡眠が来ます。
朝が近づくにつれてレム睡眠が現れる時間が長くなっていき起床するのですが、この2つの間隔は一般的には90分とされています。
もちろん、多少の個人差はあるものの90分ということを考えて、朝の目覚ましをかけるとスッキリ起きられるかもしれません。
子供の頃はよく昼寝をしていたはずです。
これは大学生であっても社会人であっても必要なもので、NASAで行われた研究によると、26分間の昼寝をすることで作業効率が34%、注意力が54%もアップしたというのがわかっています。
厚生労働省からも午後3時前の20~30分の昼寝が推奨されており、その効果は科学的に証明されています。
大学生にとっては毎日3時の昼寝は難しいかもしれませんが、授業の空き時間などに昼寝をすることで勉強効果を高めることができるでしょう。
昼寝は寝なくても目を閉じて休憩するだけでも効果があるといわれていますので、実践してみてください。
今日は、大学生にとっての理想の睡眠時間について解説しました。
体力があり活力がある大学生は、できることなら起きて何かしておきたいと思うかもしれませんが、睡眠を取ることで物事をより楽しめるようになります。
ぜひ今日の内容を参考に、睡眠習慣をより良いものにしていきましょう。
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