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大学ならではのシステム

【高校と大学との違い】

 大まかに分けると小学校、中学校、高校のシステム自体は同じです。しかし大学はかなり変わります。これまでは『授業』と呼んでいたものが『講義』に変わります。これまでそれほど耳にしなかった単位という言葉もよく聞くようになります。名前だけではありません。授業の形態も変わります。高校の場合は朝8時か9時ぐらいに登校して、16時頃まで授業を受ける人がほとんどです。選択科目があると少し変わりますが、基本的に決められたカリキュラムを3年間受け続けることに違いはありません。ところが大学は、登校時間も下校時間も各々によって違ってくるのです。時間割も人によってバラバラになります。一口に大学生と言っても、その過ごし方は多種多様なのです。

 

【単位の詳細】

 卒業までに必要な単位数は、大学によって多少変わります。124単位のところもあれば128単位のところもあります。例えば124単位を例に出しますと、手当たり次第に124単位を取ればいいかというと、そうではありません。数学が得意だからといって、微分積分や線形台数などを履修して124単位を獲得したとしても、卒業はできないのです。大学から「この分野で最低これだけの単位を取ること」という指定があります。指定科目がどれになるかは、学科や学部によって変わってきます。多くの場合は、経済学や数学のように高校で学んできた内容である基礎の教養科目が半分で、残りの半分が学科や学部に関連した専修科目となります。大学生の単位取得にはバランスが求められるのです。

 

【時間割と授業時間】

 大学は高校と比較した場合、平日でもかなり自由な時間がとれます。それをどのように有効活用できるかが、大学生活を満喫できるかに大きく関わっています。大学は2講義目が終わると昼休み。5講義目が終わると18時くらいです。5講義目よりもあとに授業は行われません。1年生と2年生で多めの単位を取得しておけば、3年、4年を割りとゆったりと過ごすことが可能です。最初の2年で必要単位数の半分以上を取っていれば、平日で一度も授業なく休める日が2日ほど取れる人もいるのです。大学生になりたての頃は、つい浮かれて遊びに走ってしまうかもしれませんが、ほどほどにしておいた方がよいでしょう。マラソンのようにいつもある程度のペースを維持できる人の方が、充実した大学生活を送れるのです。

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