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あなたは大学のレポート課題で画像や写真を加えたいと思ったことはありませんか?
でも、著作権や注意点などがよくわからない…という人のために、今日は大学レポートに写真や画像を入れる際のポイントについて紹介します。
いろんなルールがあり、これらを破るとトラブルに発展する可能性があります。
大学のレポート課題の参考にしてください。
大学レポートを書く際は、グラフなどは入れても、写真や画像はあまり使わないかもしれません。
でも、それらをうまく活用することで読者の興味を引き出し、より質の高いレポートになります。
もちろん、レポートの文字数を稼ぐためにそれらを利用するのはよくありませんが、レポートとして必要であれば積極的に使うといいです。
大学生の読者は教授なので、文章ばかりで読みにくいからと読んでくれないということはありませんが、教授もやはり人間なので視覚的に見やすいものの方が興味が湧くはずです。
教授、授業から決まりがない限り、必要に応じて今回紹介する写真や画像を活用してみるといいでしょう。
写真や画像を挿入するにはいくつかの決まりがあります。
これを破ると盗用になる可能性があるので、十分気をつけましょう。
順番に解説します。
まず、大切なのは、写真や画像など誰かが作り出したものには基本的には著作権があるということです。
この言葉は誰でも知っていると思いますが、著作物を許可なしに利用・転載することは法律違反になります。
それを「著作権侵害」と呼びます。
著作権には、引用という条件があります。
当サイトの別記事でも何度か紹介していますが、これを満たせば著作物の許可がなくても写真や画像などを利用することができます。
引用の細かいルールは、下記の通りです。
・明確な主従関係
引用した写真などはあくまでも引用、つまりメインではないということです。
レポートの場合だと、レポートがメインで写真はサブ、この関係をはっきりすることが写真の引用で大切です。
例えば、引用する写真がたくさんあればそれはサブではなくメインになり、主従関係がおかしくなります。
・引用する理由がある
そして、無駄に引用するのは認められません。
引用は、あくまでもレポートの質を高めるための補助的なもので、その写真を引用しなければ説明できないような状況でなければいけません。
・出典を明記
写真を引用する際は、その出典元の情報を明確に明記する必要があります。
一般的には、著作者名、書名、雑誌名、サイト名、ページ、URLなどを記載します。
各、出典の記載方法は異なるので確認してください。
・引用とそれ以外を区別
引用した写真などは、他の箇所と明確に区別しなければいけません。
引用したものは引用したもの、あたかも自分が撮影したように載せるのはダメです。
あと、写真を引用する際はそれに手を加えてはいけません。
写真を編集したりするのは改変になるので、著作権侵害に該当する恐れがあります。
ここで紹介したのは、写真や画像を引用する際の一般的なルールです。
この他にも、歴史的事実やデータ、著作者の死後50年以上経過したものなどは著作物に該当しないケースがあるので、引用する必要はありません。
大学レポートでの引用のルールは細かく、学生によっては間違って認識している人も少なくありませんので、しっかり学びたいものです。
引用については
をご参考ください。
卒業論文の作成時にも使える知識です。
レポートの内容によっては、自分自身のスマートフォンなどで撮影したものを利用することがあるかもしれません。
その際であっても、実は肖像権などに注意する必要があります。
「え?自分で撮影したのなら問題ないのでは?」
こう思うかもしれませんが、それは誤りです。
例えば、あまりないかもしれませんが外で撮影したものなど他人が写っている場合はその人の許可が必要ですし、撮影した場所や日時、写真に関する説明もしっかり行います。
もちろん、自身の写真ですので著作権フリーになり、引用などは必要ありません。
引用した画像ばかりを利用するのはそれだけで少しレポートとしての見栄えが悪くなりますので、可能であれば自分で撮影したものの方が利便性が高くオリジナリティーがあります。
著作権フリーのサイトを使って選ぶという方法もありますが、質の問題や誰かと被ってしまう可能性があるのであまりおすすめできません。
大学レポートに写真などを利用する一般的なルールはありますが、大学や授業、教授などによって詳細にルールが決まっている場合がありますので、その時はそのルールに従うのが基本です。
もし何か疑問点があるのなら、担当の教授に聞いてみるといいでしょう。
いかがでしたか?今日は、大学レポートに写真や画像を入れる際の注意点についてでした。
ルールさえしっかり守り、正しいやり方をすれば、これまで以上にいいレポートを作成できるでしょう。
大学レポートはただ単に書けばいいものではなく意外と難しいものです。
学生のうちにしっかり学び、分量の増える卒業論文のためにも日々訓練をしたいものです。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
※この記事は2024年6月に編集しました
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