大学の試験勉強
2016年07月10日
【試験勉強を始めるのはいつ?】
科目によっては稀に一夜漬けで乗り切れるものもありますが、大学の試験は「基本的に事 前の準備がある程度で必要」だと認識しておいた方がいいでしょう。どれくらいの時期か ら、取り掛かるのがいいのかは個人差がありますが、一週間ほど前から試験対策を始める 人が多い傾向にあります。無計画にその日の気分で勉強するのではなく「この日はこれに ついて勉強する」ときっちり決めて、それを着実にこなしていきましょう。人間の脳とい うのは、寝ている間に記憶するようにできています。暗記したいことは寝る直前に勉強す ると覚えやすいので、そのメカニズムを上手に利用した勉強法を試験計画に入れるように してください。
【手を動かす勉強法】
例えば、数学の証明問題の勉強をする必要があったとします。難解な公式はそんなに短時 間で覚えれるものではありません。そういうときは試験の一週間ほど前から、繰り返しノ ートに書き続けることです。原始的なやり方だと感じるかもしれませんが、人間の脳は反 復によって学習していく性質があります。最初はわからなかった問題でも、10回書けば理 解できるようになります。このように一定の期間を使って、手を動かしながら脳細胞に刻 み付けて学習していくというやり方は、大学になっても効果を発揮します。全ての勉強方 に応用できるとは言いませんが、ある程度時間に余裕があって、じっくりと覚えたいとき におすすめのやり方です。
【友達と勉強する】
試験の日が迫ってきたら、友達と問題を出し合ってみましょう。自分では理解したつもり になっていても、案外答えられないことがあります。そういったことを再確認するために 、試験の数日前に集まってお互いに問題を出し合うのです。試験前はどうしても緊張が続 きますが、ずっと張り詰めていると精神が疲弊してしまいます。そういうときに、気が置 けない友人の顔を見るだけで、ほっとして「また試験勉強を頑張ろう」という気持ちにな れるのです。自分の理解がまだ甘いところを認識できたら、帰宅してもう一度、その部分 を集中的に学習しましょう。