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大学のレポートには、決められた議題や映画などを観て書くものなどいろいろな種類があります。
それぞれに適切な書き方があり、正しく作成しないといい評価は得られません。
今日は、その中でも「読書レポート」について解説します。
読書レポートとは一体何なのか、その書き方や注意点についてわかりやすくご説明します。
大学で課される読書レポートとは、その名前の通り、読書をしてレポートを書くものです。
その書籍の内容や要約、意見などをまとめます。
さらに詳しくいうと、指定された文献を読み、その要点や全体の内容を要約して報告します。
場合によっては筆者の主張などに対する意見や感想などを書くこともあります。
大学ではこの読書レポートが出されることがあり、学生はその書き方をしっかり把握しておく必要があります。
おそらく誰でも知っていて一度は書いたことのある「読書感想文」、これは小学生などの時に経験したかもしれませんが、これと大学での読書レポートは少し異なります。
読書感想文は読書をして感想文を書くもので読書レポートも本を読んで書くという点は変わりませんが、レポート(Report)には「報告」という意味合いがあります。
ここが大きく異なります。
では、大学の読書レポートでは具体的に何を書くのでしょうか。
教授により指定される内容は変わる可能性はありますが、一般的には下記です。
その本を書いている筆者の主張とその根拠の内容を要約します。
主張というのは問いに対する答え、根拠はデータや考察など説得力のあるものです。
序論・本論・結論の順番で書きましょう。
そして、全体の要約を書きます。
章ごとに内容を1パラグラフなどで要約したり、量を考えて必要なパラグラフを結合させ整えます。
大体、1パラグラフに200~400文字程度でしょう。
その本に対するあなたの意見や感想を書きます。
その指定文献から筆者の主張やデータなどを引用し、それをふまえてあなたの意見や感想を述べるといいです。
その際、引用のルールはしっかり守ります。
そして、実際に読書レポートを書いていくのですが、その際はレポート自体の書き方に従う必要があります。
先の引用に関してもそうですし、漢字などの誤字脱字はもちろん、行間や構成など、基本的な大学レポートに関する内容は過去の記事で取り上げていますので参考にしてください。
そして、読書感想文とは違い報告であるレポートですので、客観性が求められることも忘れてはいけません。
特に自分の意見や感想を述べる際は、ただ単に「~と思いました」ではなく、読書(教授)を納得させられるような客観的事実や根拠をもとにまとめていきます。
読書レポートでは、書き方だけでなくあなたがどのようにその結論に至ったか、判断に至ったかなどその過程も評価しています。
今日は、大学での読書レポートについて解説しました。
読書感想文とは共通部分があるものの本質的には異なります。
調べる力、読み取る力、まとめる力など大学レポートで求められる能力はたくさんあり、それは人としての生命力でもあります。
大学1年生などはまだその書き方に慣れていないかもしれませんが、少しずつ練習をして習得していきましょう。
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