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慶應義塾大学通信教育課程の一大イベントといえば、「夏季スクーリング」です。
通信教育課程には様々なスクーリングが用意されており、学生は卒業するためにスクーリング単位数を修得しなければいけません。
今日は、そんな夏季スクーリングについて解説します。
本記事は慶應義塾大学の公式ホームページを参考にしています。
「スクーリング」という言葉の定義は、元々「学校という場所で学ぶこと」を意味します。
英語での「schooling」からきており、普段、通信課程で学ぶ学生は自宅などで学習することになりますが、自宅学習では難しい実験や実技、演習を伴う科目など、対面授業が必要とされる場合に大学の教室などで授業を受けます。
日本でのスクーリングは、大学では面接授業を包括した概念と捉えられていることが多いです。
スクーリングは直接授業を受けることになるのでわかりやすかったり、教員と対面することでリアルタイムに質疑応答ができるなどのメリットがあります。
デメリットとしては、やはり自宅から出なければいけないので移動の観点でしょう。
慶應義塾大学通信教育課程で毎年実施されるスクーリングには、この夏季スクーリングの他に夜間スクーリング・秋期週末スクーリングなどがあります。
卒業するために履修するべき単位数が決まっており、入学の課程により異なります。
普通課程:30単位以上
特別課程:22単位以上
学士入学:15単位以上
ご覧の通り、結構な単位数の差があります。
スクーリングを担当する教員は、どんな教員なのでしょうか。
基本的には、通学課程の教員が行い、講義内容に関しても通学課程と同様です。
老若男女の学生が集まりみんな熱心ですので、通学課程の学生たちよりも気迫を感じることもあるとか…。
授業科目としては、歴史や心理学、体育などがあります。
冒頭で、慶應義塾大学通信教育課程の夏季スクーリングは一大イベントだと述べましたが、まさにその通りです。
夏季スクーリングは、毎年8月上旬から下旬までの間、3期間(I期・II期・III期)に分けて開講されます。
開講場所は、I期・II期は神奈川県横浜市の日吉キャンパス、III期は東京の三田キャンパスです。
夏季スクーリングの授業時間は午前9:00~12:45、午後は13:45~17:30となっており、履修授業数によっては結構ぎっしりと詰まっています。
各期は連続6日間、最終日に試験が実施されます。
3期間のうち、1期間で最大4単位まで修得することができます。
夏季スクーリングでの詳しい開講科目については、年度により異なるので各自チェックしておきましょう。
また、各期のいずれか1期間のみの受講が可能であり、もちろん連続受講も可能です。
出席期間については任意になっており、学生によっては1期間のみ出席をし午前で1科目、午後で1科目受講したり、午前のみという場合もあります。
あなた自身の予定と相談しながら決められます。
今日は、慶應義塾大学通信教育課程のスクーリング、特に夏季スクーリングについて解説しました。
普段得られないような体験ができたり、友人とも顔を合わせられたりと通信授業では得られないメリットが多くありますので、非常に価値のある時間になるでしょう。
ただ遠方に住んでいる人などは飛行機や電車で移動する必要があり、ある程度のお金がかかることは事前に把握しておきたいものです。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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