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大学という場所は学生にとっていろんな選択肢があり、将来の可能性を大きく広げてくれます。
あなた自身が専攻する学問の勉強もそう、それ以外の検定やこの教職課程もその1つです。
実際に、大学を卒業してから教員になる人や一般企業に就職をする予定だけれども教員免許は取っておきたい人など教職課程に関わる大学生は少なくありません。
今日は、彼らに向けて教職課程を履修するメリットとその心得について解説します。
ぜひ参考にしてください。
教員免許と一言でいっても、いろんな種類があります。
また、前提として、早稲田大学で取得できる教員免許状の種類はどの学部学科、専攻、専修、コースなどによって異なるというのを把握しておきます。
まずは、教員免許状の免許種です。
・専修免許状
・一種免許状
・二種免許状
この通り3つがあり、早稲田大学の学部生であれば真ん中の一種免許状が該当し、法令で定められた教職科目を修得し、学部を卒業することで得られます。
そして、どのような学校で教えることができるのかですが、早稲田大学で取得できるのは下記の通りです。
・小学校教論免許状
・中学校教論免許状
・高等学校教論免許状
・特別支援学校教論免許状
早稲田大学では幼稚園や栄養教論になるための免許状は取得できません。
早稲田大学で取得できる中高教員免許の教科は以下の通りです。
・国語
・書道
・社会
・地理歴史
・公民
・英語
・ドイツ語
・ロシア語
・フランス語
・中国語
・スペイン語
・数学
・情報
・理科
・保健体育
・福祉
・商業
・音楽
・技術
・工業
・美術
・家庭
この中で、取得できる教科は所属学部や学科、コースなどにより異なります。
順番に解説します。
今、早稲田大学に在籍する学生はまさに教育の現場にいることになります。
大学とそれ以外は少し異なるかもしれませんが、どのくらいの学生が「日本の教育」について考えたことがあるでしょうか。
教職課程の授業を受けることで教科指導や生徒指導、学校のシステムなどについて学べ、教育学部以外であっても日本の学校教育について深く学べます。
実際に、教員になる予定はない人でも、教職課程を履修することで教員採用試験を受ける受験資格を得られます。
将来、何が起こるかわかりませんので、選択肢として教員免許を持っておくことで心の安心にもなるでしょう。
教職課程を履修すると結構忙しくなります。
学部の授業の他に教職の授業があるので、非常に中身の濃い大学生活になるでしょう。
教職課程の授業で気の合う友人もできるかもしれません。
大学で教職課程を履修すると、他の学生以上に学業がメインになり、趣味やアルバイトなどに時間を費やすことは難しくなるかもしれません。
また、履修したい授業があったとしても教職課程により諦める必要があったり、教育実習の時期と就職活動の時期が重なって、就職活動に優先順位をつける必要もあるでしょう。
このように教職課程を履修することで他に犠牲になることがありますので、それは知っておくべきです。
今日は、早稲田大学の学生に向けて教職課程について解説しました。
教員免許を取得しておくことには多くのメリットがある一方で、大学生活でのデメリットや注意点もありますので学生はぜひ理解しておきます。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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