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大学生の中には、3年生次などインターンシップに参加する人がいます。
学生の間に社会経験ができ、卒業後の進路をより具体的にイメージできるようになるでしょう。
今日は、大学薬学部の学生に向けてインターンシップについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
大学生であればすでにインターンシップについては調べているかもしれませんが、ここでインターンシップについて再度確認しておきます。
インターンシップというのは、「学生に短期間で就業体験の機会を提供する制度」のことで、日本ではバブル崩壊後くらいから広がり始めました。
実は、海外ではすでに100年以上もの歴史があり、世界的に行われている制度なのです。
インターンシップに参加することで学生はどのような仕事かを具体的にイメージできますし、企業側も多くの学生と出会い、会社のことを知ってもらえるいい機会になります。
両者にとっての入社後のミスマッチを防ぐ役割もあります。
そして、インターンシップはいつから始まるのかですが、やりたいと思った日がスタートです。
4年制の学部学科では3年生次にインターンシップに参加する人が多いですが、薬学部の場合は6年制もありますのでタイミングは異なります。
薬学部では多くが5年生次にインターンシップに参加しますが、述べた通り、もちろん4年生次でも構いません。
大まかなスケジュールですが、下記の通りになります。
5年生4月:インターンシップサイトがオープン
5年生6月~:夏のインターンシップの受付開始
5年生10月~:冬のインターンシップの受付開始
その後、5年生の3月から就職活動が解禁されます。
大学薬学部には薬局での実務実習があります。
これは将来、薬剤師になるために欠かせないものです。
薬局と病院それぞれで経験する実務実習はインターンシップよりも大切です。
でも、インターンシップにも参加したいという学生は少なくないでしょうが、実務実習を優先にしてください。
その上で、インターンシップによっては空いている時間に参加できるものがありますので、それならOKです。
基本的に、大学の授業にも影響しないように土日に行われています。
インターンシップよりも実務実習を優先してくださいと述べましたが、それは間違えではありません。
でも、インターンシップにももちろんメリットがあります。
例えば、業界や会社に対する理解を深められます。
業界研究や企業研究では主に自分で調べたり、ガイダンスや講座に参加したりしますが、それで深くまで把握することは難しいです。
インターンシップは直接そこで働く人や業界に触れられるので、得られる知識や情報が多いです。
他には、自分自身の適性がよくわかるのもメリットです。
実際に職場で過ごすことで想像していたもの以上のことを、良い意味でも悪い意味でも体験でき、それが自己分析につながります。
また、ビジネスマナーを学べたりというメリットもありますので、時間的余裕のある人はインターンシップに参加してみるのがいいでしょう。
今日は、大学薬学部の学生に向けてインターンシップについて解説しました。
インターンシップに興味がある人はまずは情報収集から始めて、タイミングを見て参加してみるといいでしょう。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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