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大学数学科の学生は数検を取るべき?

大学生にとっての資格というのは数多くあります。

その中でも、メジャーなものにTOEICや英検、漢検、簿記、教員免許、旅行業務取扱管理者などがありますが、数検を目指す人も少なくありません。

数検というのは、誰でも取得を目指せる公的資格であり、英検や漢検の数学バージョンと認識していいでしょう。

今日は、そんな数検に関する内容です。

ぜひ最後までお読みください。

目次

【数検って何?】

数検は「実用数学技能検定」という名称で、公益財団法人日本数学検定協会が運営を行なっている検定です。

公益財団法人日本数学検定協会は、1992年に発足し1999年に財団法人認定がされ、2013年に公益財団法人に移行した協会で、数検の他にもビジネス数学検定なども実施しています。

数検は、2016年には年間35万人が志願する結構有名な検定で、算数検定の6~11級、数学検定の1~5級が用意されています。

大学生であれば後者の数学検定を受検することになりますが、どの級を受けても構いません。

数検には受検するのに必要な資格や制限はありませんので、お好きな級を選んで受けます。

ただ、大学レベルとしてあるのは最難関の1級ですので、数学科の学生は特に難しいこの級を目指すことになるでしょう。

【数検の特徴について】

≪就職で役に立つ≫

数検を持っていることで、就職活動時に有利に働く場合があります。

特に、上位級を持っているとそれが数学の能力の証明になります。

そのため、数学科の学生だけでなく数検を受検する大学生はいます。

≪大学の数学科目が免除される≫

大学によっては、数検2級以上の取得で大学の単位の代わりになったりすることがあります。

資格を持っているだけで単位を取られるのは大きなメリットです。

≪文部科学省が後援する検定≫

数検は、国内で実施されている数学に特化した検定であり、文部科学省が後援している検定でもあります

検定では数学の技能や論理構成力を判断する記述式試験が採用されており、幅広い数学の知識が問われます。

社会的にも信頼のある検定といえるでしょう。

【大学数学科の学生は数検を取るべきか】

数検を受ける年齢層で最も多いのは10代とされており、上はなんと89歳までいます。

小学生・中学生・高校生を中心に学生が多く、中には大学生もいますが他と比べるとそう多くはありません。

大学レベルの級はあっても実際は高校生までの人が多く受検する数検ですので、数学科の学生にとっても「必須」とはいえないでしょう。

もちろん、先に述べた通り、持っていることで就職のことだったり、大学の単位のことだったりメリットはあります。

もし時間的余裕があったり、明確な目的があったりする場合は、1級などの合格を目指してみるのがいいと思います。

1級は年間合格率6%弱ですので、かなり難易度は高いです。

そのため、いいチャレンジになるでしょう。

【まとめ】

今日は、大学数学科の学生に向けて数検について解説しました。

数学の主要検定であり、これを取得しておくことで様々な恩恵を受けられます。

数学科の学生で、もし興味がある人はぜひ挑戦してみてください。

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