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新入生が知っておくべき大学でのペース配分【勉強面】

大学に入学してから早くも数週間が経ちました。

大きな期待と目標を抱き、楽しみで仕方がない学生生活ですがあなたはどのように4年間を過ごしていきたいですか?

大学というのは長いようで圧倒いう間に過ぎてしまうものですので、いかに計画を立てて目標を達成するかが大切になります。

そこで今日は、新入生をお子さまに持つ保護者の方に向けて、大学での勉強面のペース配分について解説します。

ぜひ、大学生の子どもに共有してあげてください。

目次

【大学の4年間の大まかなスケジュールを把握する】

「大学」と一言でいっても、それが理系なのか、文系なのか、何学部なのか、どのくらいの規模の大学なのかなど詳細は異なります。

大きく理系と文系でも4年間のスケジュールは異なり、理系の学部の中には医学部や薬学部のような6年制のところもあります。

ただ、一般的な文系学部であれば大まかなスケジュールはある程度共通しており、まずはどのような形になっているかをしっかり把握することから始めます

1年次というのは、必修科目が多く専門科目よりも一般教養科目を多く履修します。

また、1~2年生は毎日大学に通うことが一般的で、授業が多く課題も多いでしょう。

それが3年生になると学生によってはすでにある程度単位を取られており、大学に行く回数というのが減ります。

学生の中には週数日休みの日があったりし、4年生になるとなおさらそのような学生は増えます。

大学3年生以降の後半になると就職活動が始まり、エントリーシートやSPI対策、面接など様々な就活対策を行う必要があります。

実際に、企業に出向き面接を受ける機会も増えてくるでしょう。

これらが一般的な大学生の大まかなスケジュールになります。

【大学新入生はどうペース配分を考えるか】

では、どのように大学での勉強のペース配分を考えていけばいいのでしょうか。

「え?毎年、毎日全力で頑張るよ?」

そう聞こえてきそうですが、もちろんそれは大切です。

4年間という時間の全てにハードワークをすることは高い授業料を支払ってもらっている子どもの立場からすると当然でしょうが、問題は途中で息切れしてしまい挫折してしまうことです

こうなる学生は結構多いです。

≪大学を退学する学年の多くは2年生と4年生≫

大学生の退学を調べたある調査によると、大学生で退学をする学年で最も多いのは4年生、その次に2年生ということがわかっています。

3年生が最も少ない数字になっており、その中でも最も退学率が高いのは理工系です。

退学をする理由にはいろんな要因があると思いますが、2年生と4年生ということを考えるとやはりスタートダッシュで張り切って頑張ってきた1年生を終えた2年生、最終学年である4年生というのに何か意味がありそうです。

例えば、勉強を頑張ってきたけれど2年生で授業のレベルが上がりついていけなくなったり、モチベーションが少し低下したところに多くの課題が出るようになって挫折してしまったり、

4年生は周りが就職活動でうまくいっている中、自分だけ取り残されたり、やりたいことが結局見つからなかったりして辞めるというのが予想できます。

【大学生は学年ごとに目標を立て1つずつクリアしていく】

新入生の時期の高いモチベーションは大切にしたいです。

でも、人間はマラソンでも同じですがずっと同じハイペースで駆け上がれるわけではないので、どこかでペースダウンをする必要があります。

それは勉強をしないでいいという意味ではなく、その学年の色に合った頑張り方をして体力をいかに長く保たせるかということです。

例えば、1年生はやる気や希望がたくさんあるのでいろんなことに挑戦したくなるかもしれません。

勉強はもちろん、サークルやアルバイトも経験したい、資格も取りたい、ボランティアも、となればどこかに支障をきたすようになる可能性がありますし、いずれ(2年生)担ぐものが重すぎてペースダウンせざるを得なくなるかもしれません。

それで挫折してしまうと一気にマイナスの方向に行きます。

そのため、なるべく心に余裕を持てるようにスケジュールをしっかり立てて、学年ごと、学期ごとなど細かく目標を立てて過ごすのがいいと思います。

大学4年間での大きな目標を持ちつつ、それを達成するための小さな目標という意味です。

大学というのは貴重な場所でかけがえのない4年間です。

お子さまが最高の思い出、最高の価値を大学で作られるように親としてはしっかりサポートしていきたいものです。

では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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