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卒論はテーマから!〜テーマ決定のポイント

 

大学4年生は、そろそろ卒業論文に取りかかる時期に入ってきているのではないでしょうか。

 

今年は新型コロナウイルス感染症のために、色々な日程がずれ込んできていますが、何れにしても4年生の夏休み前には最低限テーマが決まっている必要があるでしょう。

 

テーマは、卒論の出来を左右すると言っても過言ではありません。

 

よいテーマが決まれば、実際に卒論を書くのもずっとやりやすくなります。

 

そこで今回は、テーマの決め方について考えてみましょう。

 

目次

意義をみつける

 

あなたはなぜ、そのテーマについて「論文」を書こうと思ったのでしょうか。

 

好きなことだから?

 

出発点はそれでOK。

 

でも、ただ好きだということを書いただけでは「論文」にはなりません。

 

それが「論文」として成立するためには、そのテーマを論じる「意義」が必要です。

 

もちろん、大学の学部生レベルでは世界的大発見につながるような論文をものにするのはかなり稀なこと。

 

それほど大上段に構えなくても、そのテーマで論文を書いて何らかの意義が見つかればいいのです。

 

次に、具体的にどのような意義があればよいのかを考えてみましょう。

 

新しい視点を提示

 

世紀の大発見はできなくても、ひとつのテーマについて、これまでにはなかった視点を提示することは可能です。

 

例えば、あなたが所属しているのが文学史を扱うゼミだったとします。

 

そして好きなマンガで論文を書きたいと考えた時に、マンガを日本の文学史の中に位置付ける、というテーマが考えられます。

 

もちろん、そのような研究は先に誰かが行なっているかもしれませんが、どのような文学とマンガを比較するのか、比較した結果どのような類似点・相違点が出てくるのか、という細かい点において「自分ならではの視点」を提示できれば、それは卒論として成立しうるものになるでしょう。

 

先行研究を批判

 

「批判」とは、先行研究を「否定」することではありません。

 

論文を書く場合、そのテーマについて先行研究に当たっていくことになりますが、その過程で、何らかの問題点があることに気づく場合があります。

 

その問題点を明らかにすることで今後の研究課題を導き出すのが、このタイプの論文の意義になります。

 

そのためには複数の資料を読む必要があります。

 

資料を読み込んでその中から問題点を引き出し、それについて自分なりの意見(こう考えればいいのではないか、この点についてさらに細かくみていく必要がある、ここをもっと調べれば今後に役立つ、など)をまとめていきます。

 

卒論では、適切な先行研究をきちんと読み込む、ということも評価の対象になるはずですから、全く新しい視点を導き出すよりは、初めて論文を書く人にとってはおすすめです。

 

 

テーマの検討

 

自分なりにテーマの意義をみつけることができたら、本当にそのテーマで卒論を書くことができるのか、検討してみましょう。

 

まずは卒論を指導してくれる先生に、テーマの内容、意義、予想させる着地点などを説明して意見を仰ぎましょう。

 

先生は個別のテーマの専門家ではないかもしれませんが、ジャンル全体のプロですから、研究方法について指示してくれるはずです。

 

仮に先生から、そのテーマでは論文になりにくいと言われた場合はテーマ自体を検討し直すことも必要になってくるでしょう。

 

次に、テーマについての資料がどれくらいあるのかを、図書館やネットなどでざっと調べてみます。

 

仮に、資料が1冊もないとしたら、研究は困難を極めることが予想されます(先行研究がないと自分なりの視点も導き出しにくい)。

 

逆に資料が何十冊もあると読むだけで膨大な時間が必要になってしまいます。

 

卒論は、期日までに体裁を整え仕上げるのが最大の目標ですから、2、3冊〜10冊以内ぐらいの資料の数が執筆しやすいところだと思います。

 

まとめ

 

卒論は大学生活4年間の集大成です。

 

書き出す前には「こんな大掛かりなもの、できる気がしない」と思うかもしれませんが、今後の人生でこれほどまとまった文章を書く機会はそうそうはありませんから、書き上げた時の達成感はきっとあなたの今後の人生の糧になるに違いありません。

 

有意義なテーマを見つけ、意欲的に取り組んでみてください。

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