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大学レポートでWikipediaを使うのはNG?【活用方法を紹介】

 

大学のレポート作成を行う際によく議論になるのが「Wikipedia」です。

 

自然科学、社会科学、芸術や文化など様々な分野の情報を備えたフリー百科事典で、大学のレポート作成でも参考文献として役に立ちそうですが、Wikipediaを使うのはアリなのでしょうか。

 

今日は、大学レポートでWikipediaを使ってもいいのか、そしてその活用方法について解説します。

 

目次

【大学レポートでWikipediaを使うのは基本的にはNG】

さっそく結論になりますが、大学レポートの参考文献としてWikipediaを使うのはよくありません。

 

いろんな分野の情報が掲載されていて一見非常に便利なツールに思えますが、これだけを参考にレポートを書くのにはいくつかの問題点があります。

 

≪①情報の信憑性の低さ≫

 

確かにWikipediaには事細かく情報が載っていますが、基本的にはWikipediaは匿名の投稿になります。

 

誰が書いたものかわからないので極端な話、どっかの掲示板で書かれたものとそう大差はありません。

 

掲示板の情報を参考文献にはしないはずです。

 

またWikipediaはアカウントを持っていなくても誰でも編集可能になっており、誰かが冗談半分で編集することも可能というわけです。もちろんWikipedia側もそのような対策は行っていますが、システム的に信憑性には疑問が残ります。

 

≪②あくまでも三次資料≫

 

レポート作成で使う資料というのは、どれだけ元のデータに近いかにより一次資料、二次資料、三次資料というように分けられます。

 

例えば、自然科学の分野であれば実験データが一次資料になり、学者がまとめた論文などが二次資料に該当します。

 

そしてそれらの論文などを参考に作成されたWikipediaなどは三次資料という位置づけになるのです。

 

大学レポートを作成する際は、基本的に信憑性の高い一次資料か二次資料を参考にするのがルールです。

 

≪③専門性の欠如≫

 

Wikipediaはあくまでも百科事典なので多種多様なジャンルを掲載していますが、その専門性には疑問が残ります。

 

実施、大学の教授がWikipediaを読むと「これどうなの?」というものが結構あるようで大学のレポートとしては専門性に不安のある情報は適切とはいえません。

 

そのため、レポートでWikipediaを利用しているとたとえ教授がWikipediaからの情報と認識していなくても専門性に欠けるので減点の対象になることがあります。

 

【大学レポートでのWikipediaの活用法】

 

 

では、大学レポートを作成する際はWikipediaは一切役に立たないのかというと決してそうではありません。

 

もしWikipediaを使いたいのであれば、「参考資料」として活用するようにするといいでしょう。ちょっとした調べ物の時に参照する、その情報を元に二次資料や一次資料を調べるなどして上手に活用していきたいものです。

 

Wikipediaは検索すると上位ページに表示され使い勝手が良いので大学レポートの質を高められるように賢く活用していきましょう。

 

【まとめ】

いかがでしたか?今日は、大学レポートでのWikipediaの利用と問題のない活用方法についてでした。

 

「今までWikipediaを利用していた」という学生もいるかもしれませんが、なるべく参考文献としては控えて信憑性のある情報を参考にするようにしましょう。

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