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8月もいよいよ終わり。
9月からは後期の授業も始まります。
そこで今回は、改めて「無理なくできる」勉強法をご紹介します。
自分にあった勉強法を見つけて、後期の単位取得を目指しましょう。
勉強するために参考書を買い込んだのはいいけれど、途中で飽きてしまいどれも中途半端…。
そんな経験をした人は少なくないのではないかと思います。
参考書はあれもこれもと手を出すよりも、1冊をきちんと最後までやりきってその内容を覚えることが重要。
1冊の本は「3回読む」ことで理解度が上がると言われています。
それは、1回目にどうしても覚える必要がなくなることでリラックスして読める、2回目は1回目に見落としていたことに気づく、そして3回目に定着する、というプロセスです。
そこで参考書も、「3周する」ようにしましょう。
以下に具体的な方法を説明します。
1回目は、ページのナンバーに丸印をつけるなどしてチェックしながら読みます。
1回目はすべてを理解しようとせず、読み進めることが大切です。
また、わからないところはページ・ナンバーを赤でマーキングするなどしてわかるようにしておくと、2回目に読むときに「ここは要注意だな」と思えて効率が上がるのでオススメです。
2回目は、ページ・ナンバーの横の余白に、そのページに書いてあることを1行ぐらいにまとめて書き込んでいきます。
その際は、本に書いてある言葉を丸写しするのではなく、自分の言葉で書くことが大切です。
丸写しでは本当に理解できたかどうかがわかりませんが、自分の言葉でまとめることで、その内容の理解度がぐんと深まります。
その上で、きちんと理解できたページ、復習が必要なページのナンバーをマーカーで色分けして塗っていきましょう。
2回目までで、自分がわからないところ、よく理解できていないところがわかりました。
そこで3回目は、本文の内容をしっかりと熟読します。
読みながら、大切なところにはマーカーを引いていきましょう。
わからないところには付箋を貼っておくと、あとでテスト勉強の時にそこができたら付箋を剥がすようにすれば、最終的に付箋がすべて剥がれた段階で本の内容は頭に入ったことになります。
勉強をしていて一番まずいのは「飽きてしまうこと」。
これは、ゴールが見えないのでモチベーションが保てないことによって起こります。
そこで、自分がどれだけ勉強したかを記録して可視化することでやる気を引き出しましょう。
具体的には、勉強する時には必ずストップウォッチで時間を測るようにします。
そして、ノートに、日付、勉強した内容と、時間を書きます。
たったこれだけで、自分のその日の努力が目に見えて、成果を実感することができます。
また、同じ科目を今日は1時間勉強したら翌日は1時間半にする、というふうに決めることでモチベーションがアップし、それを実行することで達成感を得ることができます。
「自分はやり遂げた」という達成感は、何よりも勉強の継続にとって大切です。
しばらくストップウォッチで勉強時間を記録したら、今度はあらかじめ時間を決めて勉強するという方法をとってみてください。
脳科学によると、人間は、制限時間をかけられるとやる気を起こす習性があるそう。
そこで、例えば「英語の単語を10分で覚える」というふうに決めて、ストップウォッチで時間を測りながら勉強するのです。
その際大切なのは、制限時間を少し厳し目に設定すること。
自分に負荷をかけることでさらなるやる気を引き出す作戦です。
そして、制限時間内に達成できたら、今度はその時間を短くして挑戦します。
同じ内容を覚えるのに10分→9分→8分…と短くしていくことで脳が鍛えられ、さらに大きな達成感に繋がります。
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