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リモート授業で凝り固まった体をほぐす!〜ストレッチのすすめ

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、外出を控えたり、大学の授業もすべてリモートの毎日。

 

体を動かす機会が減って体重が増えてしまったり、体力の低下を感じている、という人も多いのではないでしょうか。

 

体をほぐすのに最適なのがストレッチですが、その重要性についてきちんと理解できている人はあまりいないのが現状だと思います。

 

ストレッチをするとどんな効果があるのか、その重要性について改めて理解しておきましょう。

 

目次

姿勢が歪む原因

 

長時間机の前に座っていると、だんだん姿勢が悪くなり、体が歪んでいきます。

 

人間の頭は、一般的に全体重の10〜14%ほどあると言われています。

 

例えば、体重60kgの人ならおよそ6kg。

 

スイカの大玉や、14ポンドのボーリングのボールぐらいの重さがあるのです。

 

こんな重いものを、私たちの体は支えているわけです。

 

さて、ずっと座っている状態、特にパソコンをずっと見る時にはどうしても姿勢が前のめり、つまり猫背になってしまいます。

 

この姿勢を毎日続けているうちに、6kgある頭が少しずつ猫背を悪化させていきます。

 

猫背は、頭の位置が体の重心より前に出た状態。

 

体は、重心からずれた頭をどうにかして支えようとして、首や背中の筋肉を常に緊張させ続けることになります。

 

こうして、座っている時だけでなく立っている時にも猫背の姿勢が定着し、この歪んだ姿勢が筋肉を常に緊張させ、また内臓にも負担をかけてしまうのです。

 

ストレッチの効果

 

こうした姿勢の歪みを改善するためには、定期的なエクササイズが必要になってきますが、体の柔軟性が低下している状態でいきなり激しい運動をすると、筋肉や筋を痛めてしまう危険性があります。

 

そこでおすすめなのがストレッチです。

 

整体やマッサージなどで一時的に歪みを回復することはできますが、その効果は長くは続きません。

 

硬くなった筋肉をほぐし、前後左右の動きを調整するストレッチを行うことで、歪んだ姿勢を正しい姿勢に近づける効果が期待できます。

 

また意外に知られていませんが、ストレッチにはリラックスの効果もあります。

 

ストレッチを行うと副交感神経が刺激されて、ストレスの軽減に繋がると言われています。

 

ただし、この場合のストレッチはゆっくりとしたテンポで、時間をかけて行うことが重要です。

 

ストレッチの種類

 

ストレッチにはいくつか種類があり、その効果や行うべきシーンが異なります。

 

スタティックストレッチ

 

ゆっくりと体を慣らしていくイメージのストレッチ。

 

一般に「ストレッチ」というと思い浮かぶのが、このスタティックストレッチです。

 

時間をかけて筋肉を伸ばしていくので筋肉への負担が少なく、運動初心者の人でも安全に行えるストレッチです。

 

ダイナミックストレッチ

 

体を大きく動かすイメージで行うストレッチ。

 

体幹を意識しながら体を様々に動かすことで、筋肉を温めて伸ばしていきます。

 

運動のパフォーマンスを向上させる効果があるので、運動前のウォーミングアップとして取り入れるのがおすすめです。

 

バリスティックストレッチ

 

ダイナミックストレッチよりさらに体を大きく動かすストレッチです。

 

みなさんおなじみの「ラジオ体操」がこれに当たります。

 

最初は狭い動きから徐々に大きな動きへとシフトしていく方法をとります。

 

反動をつけて行う動きも多く、無理をすると体を痛めてしまうことがあるので、十分注意しながら行うことが重要です。

 

 

まとめ

 

ずっと自宅で机やパソコンにかじりついていることで、知らず知らずのうちに姿勢は歪んでいるかもしれません。

 

歪んだ姿勢は長期間続けば続くほど、コリや疲れを溜め込み、内臓や体の様々な場所への負担になっていきます。

 

ぜひ、毎日ストレッチを行うことで歪みを改善するようにしましょう。

 

個々のストレッチについては、YouTubeなどに動画がたくさん上がっていますので検索してみてください。

 

勉強の合間に体を動かす習慣をつけて、ストレスのない日々を送りましょう。

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