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新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されたことで、多くの大学がオンライン授業をスタートさせています。
初めての事態に先生方の準備も大変ですが、受ける学生の方もどうしたらいいのか、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
今日は改めて、学生がオンライン授業を受けるために必要なものをまとめてみます。
その前に、まず、オンライン授業にはどのようなスタイルがあるのかを確認しておきましょう。
1.講義資料や課題に基づく授業
先生が作成した資料(Word書類やPowerPointなど)を生徒に配布し、生徒はダウンロードした資料に基づいて学習を進めるもの。
配布される資料の容量はそれほど大きくありません。
メールや掲示板などで質問を受け付けたり、議論を行ったりします。
学習した内容がきちんと理解できたかどうかを、小テストや課題提出などによって確認することもあります。
2.オンデマンド配信による授業
先生があらかじめ録画しておいた授業の動画を生徒が視聴するスタイル。
こちらも、メールや掲示板で質問などを受け付けることが多いと思います。
動画視聴ですから、それなりの通信量になります。
3.リアルタイム配信による授業
zoomやSkypeなどのビデオ通信ソフトを使って先生と生徒が繋がり、リアルタイムで授業に参加します。
その場で質問をすることができたり、授業の内容によっては議論なども行われるため、より通常の授業に近いスタイルです。
3つの形態のうち、これまでほとんど行われて来なかったために多くの人が戸惑うのが3のリアルタイム配信による授業だと思います。
リアルタイム配信による授業を受講するには、パソコンが必須です。
「スマホでも動画は見られる」と思う人がいるかもしれませんが、授業の中にはただ動画を見るだけでなく、視聴しながら課題を解いたり、作業を行ったりするものが少なからずあります。
そういう授業の場合、スマホではやりにくく、やはりパソコンがある方がはるかに作業の効率が上がるのはいうまでもありません。
パソコンにはデスクトップとノートパソコンがありますが、ノートパソコンがオススメ。
というのは、
1)持ち運びに便利なので、今後授業が再開した時に大学に持って行って使うことができる
2)ビデオ通信ソフトで双方向でやり取りする時に必要なカメラとマイクが、ほとんどの機種に内蔵されている
からです。
特別な用途がない限り、CPUの性能やメモリなどは特別高いものを求める必要はありません。
大学生であれば、10万円以下の代表的な機種で十分でしょう。
オンライン授業を受ける際に注意して欲しいのは、通信量です。
講義の資料をダウンロードしたり、動画を視聴したり、ビデオ通話をしたりすると、通信容量は非常に大きくなります。
例えば、zoomを使って1時間のオンライン授業を受けると300MBくらいの容量が必要だと言われています。
つまり、1時間の授業を1日3コマ取れば900MB〜1GB、1ヶ月で20日授業を受ければ20GB必要になってくるわけです。
インターネット回線の中には、1ヶ月の通信量が決まっているものがありますが、もし少ない容量で契約していたら、容量を気にせず使えるギガ放題のプランなどに変更することをオススメします。
これから契約する場合には、通信量がどれだけ増えても料金の変わらない光回線やWiMAXなどを選ぶと良いでしょう。
新型コロナウイルスの影響で、多くの人が慣れない環境の中で勉強や仕事をしなければならなくなっていますが、今までなかなか進まなかった社会のオンライン化がこれで一気に進む可能性もあります。
大学生でオンライン授業に慣れていれば、オンライン社会にもスムーズに対応できるに違いありません。
これを機に、ネットやパソコンを使いこなして、どんな状況でも勉強や仕事のできるスキルを身につけてはいかがでしょうか。
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