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大学に入って初めての学年末を迎えようとしている1年生のみなさん。
今は、後期試験に向けての勉強や対策を立てているところかと思います。
中には、初めて長文レポートを書かなければならず、不安だという人もいるのではないでしょうか。
今回は、長文レポートの課題をどうやってこなしたらいいのか、基本的なポイントについてまとめてみます。
まず、試験と違いレポートは、「書けばなんとかなる」率が高い、ということを覚えておいてください。
出された課題をきちんとこなしてレポートを仕上げれば、(よほどトンチンカンなことをしでかさない限り)単位に結びつく可能性は高いのです。
そのためには、何といっても「早めに準備を始める」ことが肝心です。
課題が出たら、なるべく早く資料探しに取りかかりましょう。
レポートを書く時期はみんな同じなので、いざ図書館で資料を借りようと思ったらすでに借りられていた、といったケースも多々あります。
そうならないためにも、レポートの土台となるような重要な資料は、早めに手に入れるようにしましょう。
また、早く準備をスタートさせることで、提出期限を気にすることなく、余裕をもってレポートに取り組むことができます。
次に、資料を読みながらカードを作りましょう。
まず、カードの表には、資料のタイトル、著者、出版社、出版年といった書誌情報を書きます。
そして裏には、各章ごとの簡単なまとめと要点を書いていきます。
ページ数の多い本ならば、カードが複数枚にわたることもあるでしょう。
パソコンでまとめた方が得意だという人は、もちろんパソコンで構いません。
Excelを使うなどして、パッとみてその資料に何が書かれているのかがわかるカードを作っておくと、後から資料に当たる時に役に立ちます。
また、レポートの最後につける「参考文献表」を作成する時には、このカードが土台になります。
分量の多い、長いレポートを書いていると、途中で自分が何について書いているのかわからなくなる、というのはよくあること。
そんな時に助けとなるのが、あらかじめレポート全体の構成(アウトライン)を書いておいたメモです。
いきなりレポート本文を書き始めるのではなく、まずは、全体の構成を作って、それをメモにしておくのです。
章ごとのテーマ、すなわち「この章では何について書くのか」ということを決めたら、そのテーマについての自分なりの考えや主張を簡単に記しておきます。
さらに、それを補足するような資料についても書き足しておけば、先ほど作った資料カードと合わせて後から見直す手助けになります。
そして、実際にレポートを書き始めてから迷った時に、このメモを頼りに本筋へと戻ることができるというわけです。
大学のレポートの評価方法は様々ですが、共通している重要なポイントは、「レポートの書式が統一されているか」という点です。
これがおざなりだと、いくら目を見張るような素晴らしい意見が述べられていたとしても、評価としては下がってしまうことになります。
というのも、大学、特に学部時代は、「論文」の形式を身につけることが重要な課題のひとつだからです。
学科や専攻によっても事情は異なりますが、多くの学生は卒業論文を書くことになります。
その時点で慌てずに済むように、それまでにレポートを書いて、「論文」における形式を身につけることが大切なのです。
具体的に守るべき書式については、学科や授業によって異なりますので、事前にきちんとチェックして、わからなければ先生に質問しておきましょう。
長文レポートを書く際にまず大切なのは、資料収集などの準備を早めにスタートさせること。
そして、お目当の資料が手に入ったら、資料別に要点と書誌情報をまとめたカードを作成すること。
レポート本文を書き始める前に、構成を書いたメモを作っておくこと。
実際のレポートでは、統一した書式を守ること。
そして、何よりも大切なのは、提出期限を守ることです。
ネットで提出する場合には、期限を1秒でもすぎると自動的にリジェクトされる(受け取ってもらえない)こともあります。
どんなにいいレポートを書いても、先生に読んでもらえなければそれは出さなかったのと同じこと。
「期限厳守」を肝に命じて、長文レポートに取り組んでください。
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