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新年が明けてお正月気分も抜けきらないところですが、まもなく大学の授業もスタートします。
大学が始まれば、すぐに後期試験(定期試験)。
確実に今年度の単位を取得するためにも、今のうちにもう一度、後期試験の対策を確認しておきましょう。
大学の授業では、「資料持ち込み可」という試験が行われる科目が多くあります。
先生から持ち込める資料についての指定がある場合はそれに従えばいいのですが、特に指定がない場合には、どういった資料を持ち込めばいいのでしょうか。
まず第一に用意するべきなのは、過去問です。
数年にわたって(時には十数年にわたって)担当教官が変わらない授業であれば、試験問題のパターンはだいたい似通ってくるもの。
ですから、学科やクラブ、サークルの先輩などから、その講義で過去に出題された問題もらって持ち込み資料にしましょう。
次に重要なのは、ノートです。
講義にきちんと出席してノートを取っていればそれを持ち込めばいいのですが、中には出席がギリギリになってしまったという科目もあるかもしれません。
そういう場合には、友達からノートを借りて写させてもらうというのも一つの方策です。
事前に試験用のノートを自分で作る場合には、教科書の重要だと思われる箇所、先生が授業で「ここが重要」と言った場所などをまとめておきましょう。
ノートはそれ自体が問題を解くためのツールになるだけでなく、自分でまとめることによって、自然に重要な箇所が頭に入ってくるということにもなります。
そうなれば、試験の時には、ノートを開かなくても、あるいはノートは補助的に使うだけで問題を解くことができ、問題に費やす時間の短縮にもなります。
また、自分で作った自分のノートが傍らにあることで、試験の時に安心感が得られるという人もいるようです。
テストの代わりにレポートが課される授業もありますが、レポートを書くのをついつい先延ばしにしてしまって提出日に間に合わない!と焦った経験のある人も多いのではないでしょうか。
余裕を持ってレポートを提出するためにはどうしたらよいのでしょうか。
締め切り日を本来の提出日の1週間前ぐらいに設定して、カレンダーや手帳に書いてしまいます。
実際にその日が近づいた時に、早く設定しておいたことを忘れていればしめたもの。
途中で気がついても、余裕を持って準備していることになるので、後から手直しをすることも可能です。
ギリギリまでやらずにまとめて一気に書こうとすると、焦って内容もよいものにならないことが多いもの。
それよりは、「◯日かけて書く」と計画を立て、毎日「今日はこの部分」というふうに決めて書いていけば、余裕を持ってレポートに取り組むことができます。
少しずつでも毎日書くことを1日の行動リズムの中に組み込むことで、レポートを書くということをそれほど重荷に感じることなく仕上げることができるでしょう。
「まだ時間がある」と思っていると、そのうちどんどん時間が過ぎていき、気がついた時には提出日の前日…こんな経験はないでしょうか。
この気持ちの余裕が、逆に自分を追い詰める結果になってしまいがち。
ですから、レポートは、課題が提出されたその日にすぐ取りかかる、というのもよい方法です。
これに、「2」で挙げた「毎日計画的に取り組む」方法を組み合わせれば、直前になって焦るという状況は回避できるに違いありません。
何より、時間に余裕を持って取り組むことで、レポートのクオリティを上げることが可能になります。
いかがでしょうか。
学期末のテストやレポートは、その科目の単位を取得できるかどうかの重要な試練といえます。
ぜひ、自分が選択した科目を取りこぼすことなく単位取得に結び付けるために、テストとレポート対策を万全にできるようにがんばってください。
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