お気軽にお問い合わせください
勉強コラムの最新記事!
お気軽にお問い合わせください
勉強コラムの最新記事!
「数学」と聞いて、どんなことをイメージしますか?
難解な問題に計算式、頭の良い人が集まるところと考える人も多いかもしれません。
今日は、そんな大学数学がなぜ難しいのかについてお話しします。
高校時代に抜群の数学の成績をおさめて無事に難関大学に入学した人の中でも、入学後に数学の授業についていけないという事態に直面することがあります。
高校までは一番得意な科目であっても、数学科など数学を専門的に勉強する学生や理系の学生など大学数学に大きく苦労することは実はそれほど珍しいことではありません。
入学後の成績がその後の進路に大きな影響を及ぼしてしまうこともあるので、数学克服法をしっかりと確認しておき授業についていくことを目標として悩みを解決していきましょう。
なぜ大学の数学が難しく感じられるのか、その理由はいくつかのポイントに分けて考えることができます。
順番に解説していきます。
まずは、高校での数学と比較すると単純に難易度が大幅に上昇するということが挙げられます。
大学の入学試験に向けて学習を重ねてきた人であれば経験があると思いますが、基本的に大学入試までの数学は基礎的な知識とある程度の計算力、そして類似問題を解く経験を重ねることで安定的に高得点を得ることができます。
パターン化されている部分も多く、数値を入れ替えただけの問題であったり、過去の入試問題の類似性があったりということで数学に強いという自負のある学生であれば解答にたどり着くことができるのです。
しかし、大学数学に関してはそのような高校までの常識が基本的に通用しなくなります。
かなり高度で専門的な内容を決して十分とは言えない解説で解き進めなければならなくなる場面や解説そのものの言い回しが難解であったり、説明そのものを理解することができないという状況にしばしば直面します。
毎日の授業で積み残してしまった問題を自分で継続して解いていこうとしても、どこの部分の知識が不足しているのかまですら到達できないという事態に直面してしまうことも多く、まさに手も足も出ないというこれまでに経験したことのない状況を体験することになるかもしれません。
上で述べた解説のわかりにくさに関連することで、大学数学の教科書や参考書はとにかく見にくくわかりにくいです。
というのも、大学数学の教科書は頭の良い人が書いているので理解していない人を想定していません。わかっているのが前提で難しい内容を書くのでどうしても理解しにくいのです。
教科書を使って基礎的なことを学ぶはずが大学数学ではその教科書自体がすでに難解なのです。
大学教授は高校や予備校の教員とは異なり研究者であることも大きな違いです。
問題の解き方やテクニックを教えるという技量に長けているのが高校までの教員であるとすれば、大学教授は「教えること」に関してのノウハウは持ち合わせていないことも少なくありません。
すでに相応の専門知識と多くの概念を持ち合わせていることを前提として授業が展開されるのです、わからない部分がある学生や進度についていくことが困難な学生がいた場合であっても適切なサポートがなされていかないという例もあります。
これは入学試験を突破することが最大の目的となっている高校数学との大きな違いで、試験で高得点を獲得することを得意としていた学生が大学入学後に数学が苦手になってしまう大きな理由の1つです。
ついていけない学生がいても基本的にどんどんカリキュラムが進んでいきます。
大学で数学を履修するということは、それまでの入試数学とは比較にならないほど多くの学習量を積み重ねていかなければいけません。
入試突破のために数学を徹底的に学習したという人でも、数学だけに時間を割いていたわけではないはずです。
1日10時間の受験勉強で数学に割り当てたのが5時間という生徒が、大学に入学した後はほぼ1日中数学の勉強に時間を費やさなければいけなくなります。
その時間は10時間以上にも及ぶことも珍しくはないといわれています。
単純比較でも2倍以上もの時間を、極めて難解な数学に費やすことが必要になります。どんなに数学が好きでも想像しただけでその大変さがわかると思います。
大学数学はとにかく難しいです。理解に遅れをとっても自分自身で解決することは時に難しく手遅れになる可能性があります。
そんな時に、自分の苦手を克服してくれ重点を絞って学習サポートをしてくれる学習塾が便利です。
大学生に学習塾?と思うかもしれませんが、全国にはたくさんの大学生向け学習塾があります。当ゼミナールでも大学数学を指導しているので気になる人は一度ご相談ください。
我々が全力でサポートいたします!
※この記事は2020年4月に更新しました
\無料相談実施中! /