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就職活動をしていく中で、面接の際に論理的に話すことはとてもプラスに働きます。
色々なことを話したいと思って詰め込みすぎると、何が結論で何を言いたいのか、本音はどこにあるのかがわからなくなります。
面接官は、目の前にいる学生と一緒に働くイメージを描けるかどうかということを大切に考えており、論理的に話せすことができず、ただ話したいことをたくさん話すような人とはあまり働きたくないと思うのが実情です。
論理的に話すことで話の流れを簡潔にできることは大きなメリットと言えます。
第一に、先に結論を述べて、それに関する説明を行っていくという流れを作りましょう。
例えば、「学生時代に体験したことで一番思い出に残るものは何か」という質問があった場合、最初に思い出に残ったものを答え、その後にその理由はなぜかといった補足となる説明を行っていきます。
こうすれば、聞き手は「思い入れのあること」を思い浮かべながら説明を聞くことができます。
単に時系列に沿って話を展開していくと、聞き手は「何が一番思い出に残ったのか」という肝心なところがよくわからないままに話を聞くことになり、それでは話のポイントが伝わらず、印象にも残りません。
実は論理的に話す技術を身につけていると、それをエントリーシートを書く際にも応用できます。
結論から書いて、そこから説明する形にしていけば、エントリーシートが非常に見やすくなります。
面接とエントリーシートは同じようなものであり、言葉で簡潔に説明するのか、文字にして詳細にまとめるかの違いがあるだけだと考えてください。
ですので、面接では、エントリーシートに書いてある内容を簡潔にまとめる形で話すように心がけましょう。
そして、そこに具体的な情報や数値などを織り交ぜていくことで、より話が論理的になるのです。
第二に、最初に話の結論を考えておくことが重要です。
結局何が言いたいのかが相手に伝わらないと、面接官側がその真意を明らかにしていくことになります。
友人同士の会話では適当な会話をしても問題はありませんが、ビジネスの会話は一つの意図に沿って交わされていくので、それを読み解くことが求められます。
近年、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」ができない若手社員が多いと言われていますが、実は単に報告や連絡を行うだけでは足りないのです。
何をするべきかとか、これをしたいなどと伝えて初めて「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」の本来の役割が成立します。
学生時代の思い出を面接でする場合、面接官にどのようなイメージを持ってほしいかということがこの場合の「先に考えておくべき話の結論」ということになります。
例えば、決断力と行動力がある人間だと思ってほしいのであれば、それに即した思い出を用意して組み立てていきます。
単に友達同士で楽しかった思い出を語られても、相手にはなぜそれをこの場で話したのかということはわかりません。
その話を話すということが何を意味するのか、そこまで考えて話を用意してきたのかどうかということは、面接官にはすぐにわかります。
相手にどう思ってほしいのかということから考えて話を組み立てていくことで、この論理では成立しないなどと考えられるようになるものです。
結論から先に述べて説明を行うこと、相手にこう思ってほしいという意図を含めて組み立てていくこと、この2つを考えれば自然と論理的な話し方は身につきます。
頼もしい人に思われたければ、そのようなエピソードを用意して話を組み立て、あとは結論を先に出してから説明を行っていけばいいのです。
また、働きたいという業界によって求められる人材は異なりますので、事前に業界研究をすることでおおよその人物像を掴み、それに即したエピソードを探して組み立てていくことも有効なやり方です。
こういうと難しそうだと感じる人もいるかもしれませんが、何回かこうしたやり方を試していくうちに自然に身についていくはずですので、ぜひ論理的な話し方を心がけてみてください。
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