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理系文系に関わらず、その学期に学習した事の集大成として学期末試験が行われます。
学期末試験は、何と言っても単位取得に直結するものなので、大学生活においてもっとも重要なものだと言えます。
単位を取得することを目標として考えた場合、もっとも重要なのは、必修科目を落とさないことです。
必修科目は、特に大学1、2年のうちに取得するようなカリキュラムになっているはずですので、この時期にしっかり単位が取得できていないと、後々のゼミや研究室での学習、さらには就職活動や大学院の入試にも大きく影響してきます。
ですので、必修科目はその学年のうちに絶対に一回で取得しておきたい単位ということになります。
そのため必修科目の内容は、しっかりと普段授業を受けていれば取れるようなものになっていることが多いのです。
必修科目の中には、英語と第二外国語が含まれている大学がほとんどだと思います。
語学の単位取得には、TOIECや中国語検定の結果も成績として考慮される場合があります。
TOIECの点数がよければ良い単位がついたり、何点以上の試験結果で自動的に単位取得、もしくは何点以上なければ追試等の条件があったりするので、そうしたケースでは十分注意が必要です。
普段の授業とは別に、試験や検定の勉強が必要になる可能性があるので、語学が苦手な方は特に計画的に勉強する必要があります。
学期末試験の評価は、試験の点数に、出席率、レポートを加えて総合的に判断されることが一般的です。
事前にシラバスに判断基準が記載されていることも多いので、ぜひ確認しておいてください。
出席率やレポートの評価が何パーセントぐらいなのか、そして学期末試験は全体の何パーセントを占めるのかによって、試験で取るべき点数の目標を決めることが重要になってきます。
科目によっては出席やレポートに重点が置かれているものもありますので、そうした割合をよく吟味して、学期末試験の勉強にかける時間の配分を考えましょう。
逆に言えば、単位が取れるラインの点数が取れるように、各授業の学期末試験の勉強時間を割り振ればいいのです。
もちろん単位を取得するだけでなく、どのような成績を取ることができたかということは、後になって進路を決定する時に大いに影響してきますので、自分ができる限りの努力をする事は大切です。
ただ、大学の勉強は多岐にわたっていますので、効率よく単位を取得することも時には必要です。
そのためには、全科目のバランスを見て力の入れ具合を調整することで、時間を有効に使うことができるのです。
科目によっては、試験時に辞書や資料、今までの授業の配布物、教科書やノートなどを持ち込むことが可能というものもあります。
そのような条件は最大限利用したいものです。
しかし、そうした「持ち込み可」ではない科目の場合、やはり前年度以前の過去問を解いたり、先輩方にその科目のテストの傾向を教えてもらうのも一つの方法です。
過去問を解く際には、ぜひ問題文を音読してみてください。
声に出して問題を解く方が、黙って問題文を読み回答するよりも記憶に残りやすいのです。
ただし、音読する際には勉強する場所に十分注意してください。
学期のはじめに履修科目を選ぶ際には、その授業はどのような方法で単位を修得できるのかを確認しておき、普段の授業もそのことを念頭に置いて受けるようにすることが肝心です。
授業中に期末試験に出題する問題を教えてくれる先生もいますし、毎回の小テストの点数を期末テストの結果にプラスして点数を算出する先生もいます。
授業中に行われる小テストに参加していないと、そもそも期末テストを受けさせてもらえない科目などもあります。
先生によって、授業のやり方や評価の出し方も様々なので、入学当初jはそのような違いを見分ける事はなかなか難しいかと思います。
しかし、学年が進むにつれてそういった授業選択スキルも磨かれていきます。
もちろん、大学というところは、自分の好きなことを思いっきり学ぶ場所ですので、こうした「単位を取得するための技術」のようなものはあくまでも裏技です。
しかし、時間は無限にあるわけではないので、「いかに効率よく勉強をするか」ということも軽視することはできません。
また、社会に出てからは効率重視で仕事をする事は少なからず求められてきますので、今からそうしたスキルを磨いておくことは、将来決して無駄にはならないと思います。
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