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時頭を鍛えて就活に打ち勝て

 

目次

「時頭」とは

 

就活に打ち勝つためには、自分の持つ色々な力や強みを伸ばしたり、足りないと思われる部分を向上させることが肝心になります。

 

そのために重要なことの一つに、時頭を鍛えるというものがあります。

 

「時頭」とは、知識が多いか少ないかでは測れない、その人本来の頭の良さのことを言います。

 

例えば就活の中で面接を受けた時に、相手の質問に対してどのように上手く返すことが出来るかといったことに、この時頭の良し悪しが大きく表れます。

 

近年では企業が戦力として求める要素は、優れた学歴を持っていることではなく、時頭が良いことだと言われています。

 

良い学歴を持った人は、基本的に努力家で知識が豊富であると考えられるのですが、企業が欲しがるのは仕事の現場で実力を発揮してくれる人なので、時頭が良いことを重要だと考えるのです。

 

時頭のいい人の特徴

 

それでは、時頭のいい人の特徴をいくつか挙げてみましょう。

 

まず最初に挙げられるのは、物事を理解する能力が高いことです。

 

例えば自分が慣れ親しんでいない分野の話でも、相手に説明を受けてすぐにその内容を理解出来るような人が、この特徴を持っているということになります。

 

次に挙げられるのは、論理的な思考が出来ることです。

 

何かの問題に対処する際に、知識だけに頼ってその答えを出そうとするのではなく、与えられた状況に自分の持つ知識や経験を当てはめて、より正しいと思えるような結論を出せるような人が、論理的思考が出来る人だと考えられます。

 

トラブルが起こった時や、予想外の展開に直面した時に、上手く対応出来るというのも特徴の一つに挙げられます。

 

実は、時頭の良し悪しが顕著に表れるのは、物事が上手く進んでいる時ではなく、イレギュラーな事態にぶつかってしまった時だと言われるほど、この特徴は大事な物なのです。

 

最後に挙げられる特徴は、他人とのコミュニケーション能力が高いことです。

 

いくら自分の頭の中に素晴らしいアイディアがあったとしても、それを相手に上手く伝えられないようでは、仕事を成功に導くことは難しくなってしまいます。

 

したがって、例えば相手がどのように感じているのかを察知して、それに合った形で自分の考えを伝えられるといったように、自分の考えを上手に伝える能力があることが求められるのです。

 

それらをまとめると、頭の回転が速くて色々な状況にしっかりと対応出来、言葉を上手に使える人が時頭が良い人だと言えるでしょう。

 

 

 

時頭は鍛えられる

 

就活では知識ではなくその人が本来持っている頭の良さが重視されるという話を聞き、それを持っている人の特徴が上で挙げたようなものだと考えると、生まれ持った能力で全てが決まってしまうように感じてしまう人もいるかも知れません。

 

しかし、時頭の良し悪しは生まれた時に決定されていて、後から努力しても変えることが出来ないというわけではありません。

 

一朝一夕に向上させることは出来ないかも知れませんが、普段の生活の中で色々な努力や工夫を行うことで、少しずつ鍛えることは可能なのです。

 

時頭を鍛えるための3つの方法

 

それでは、時頭を鍛えるための3つの方法を挙げてみましょう。

 

1つ目は普段から色々なことについて考える癖をつけることです。

 

ちょっとした疑問を感じた時に、それについて色々と考えをめぐらして、自分なりの答えを導き出せるようにして見ると良いでしょう。

 

2つ目は多くの他人と接して会話をしてみることです。

 

学生の場合にはどうしても、年齢層の近い人と接する機会が多いでしょうが、出来るだけ幅広い世代の人たちと会話をしておくと、コミュニケーションの上手なとり方が身に付きます。

 

3つ目は会話したり、文章を書いたりすることにより、自分の考えを他人に分かりやすく伝えることを心がけることです。

 

他人が理解しやすくなるにはどうすれば良いかを常に意識するのです。

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