大学院入試の面接対策

 

大学院入試の必須科目とも言われて、非常に重要なポイントを占めているのが面接です。

 

そのため、是非とも効果的な面接対策を講じておくようにしたいものです。

 

面接の位置付け

 

まず手始めに理解しておきたい一つの大切なポイントは、大学院入試全体の中で面接の位置付けとは一体どのようなものかという点です。

 

アルバイトの面接などとは異なり、大学院入試における面接は口述試験のことであり、単なる面接ではありません。

 

筆記形式の試験ではないとは言え、実際には口述による試験という位置付けになっているのです。

 

つまり、筆記試験の場合とは違って、レスポンスの素早さが要求されると考えることができます。

 

担当者は、質問に対するその人の答え方から、その人が基本的なことをどの程度まで理解しているかを即座に見極めることができるでしょう。

 

また、大学院入試において面接の位置付けが口述試験であるということは、担当者から提出される質問に対して論理的に答えるよう期待されていることが分かります。

 

面接を受ける人の中には、普段から話をするのが上手な人がいるものです。

 

場合によっては口が上手いとの評価を受けるほど、話が達者な人もいます。

 

しかし、大学院入試の面接で求められているのは上手に話しをしたり受け答えしたりすることではなく、担当者の質問の意図をきちんと汲み取って論理的に返答することなのです。

 

実際、担当者は、その人がその答えにたどり着くまでの思考の過程を何よりも重視していると考えてよいでしょう。

 

集団面接か個人面接か

 

大学院入試における面接を受けようとしている人の中には、面接の形式が集団面接か個人面接か、という点を心配している方は少なくありません。

 

それぞれの大学院によっても異なっており、集団面接という形式をとっている所もあれば、個人面接という形をとっている所もあると言われています。

 

実際ある大学院入試の面接においては、個人面接とは言っても、メインとなる面接官がおり、その他にも教授や助教授などが数人いて色々な質問をしてくるケースもあったと報告されているのです。

 

このような面接の場面では、どうしても緊張してしまうものですが、その場の雰囲気に飲み込まれてしまうことがないよう、自分というものをしっかり持って臨みたいものです。

 

面接に最適の服装

 

さらに、大学院入試の面接に最適の服装については何と言えるでしょうか。

 

事前に、面接に最適の服装について考え準備しておくことは大きな助けになるでしょう。

 

面接時の服装については大学院側から明確な指示がない場合もありますが、基本的にはスーツを着用していくことが勧められています。

 

もちろんスーツ着用という明確な指定がある場合もあり、そのような場合は当然きちんとしたスーツで臨む必要があります。

 

指定がなく、どちらにしようか迷うような場合、スーツを着用していけば間違いないでしょう。

 

 

面接対策のための参考書

 

大学院入試で確実に合格したいと思うなら、面接対策のための参考書選びの点でも十分な注意を払う必要があります。

 

書店やネット上にも、面接対策のための参考書は溢れています。

 

そのような参考書の中から、本当に価値あるものを選択しなければなりません。

 

例えば、基本的に面接は研究計画書に基づいて行なわれることになるため、とにかく研究計画書に対する理解を深め、レベルアップを図ることが必要です。

 

その面で役に立つ参考書も出版されており、それらをじっくり読んで研究することは大いに勉強になるでしょう。

 

基本的に、研究計画書のレベルアップを図るためには専門家からのアドバイスが欠かせません。

 

大学院入試対策の効果を持つ通信教育に加えて、やはり面接対策のための参考書を十分活用しない手はないと言えるでしょう。