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大学生の夏休みは2ヶ月、春休みも2ヶ月近くあります。
こんなに長い休みがあるのは、日本では大学生だけです。
小学校から高校までは夏休みも春休みもそんなに長くありませんでしたし、社会人になれば、職種によってはまとまった休みを取るのも難しいことも。
大学生の特権である長い休暇を利用しない手はありません。
そこで、海外旅行です。
そして、海外旅行に行くなら、できるだけ大学1、2年生のうちに行くことをオススメします。
海外旅行は大学の卒業旅行で行けばいいや、と思っている人はいませんか。
確かに、1、2年生のうちは授業も忙しくてアルバイトもなかなかできず、お金がないという人も多いかもしれません。
そんな人は1年生のうちに長期の休みを利用してお金を貯め、次の休みに海外旅行に行く、というプランをオススメします。
なぜなら、一度行ってみてもう一度行きたい!と思っても、それが卒業旅行なら次にいつ長い旅行に行けるかわかりません。
しかし1、2年生ならば、まだ長期休暇があるので、もう一度行くチャンスがあるのです。
海外に行って最初にぶつかるのは、日本の常識が通用しないことです。
電車が時間通りに来ない、店員さんがコワイ、品物を包んでくれない…などなど、「なぜ?」「どうして?」の連続です。
自分が当たり前だと思っていたことが当たり前ではないということを、身を以て体験できるのが、海外旅行の素晴らしいところ。
つまり「多様性」を知ることができるんですね。
そして、これは若いうちほど体験しておくべきことです。
なぜなら、歳をとると悲しいかな、だんだん考え方が凝り固まってきて、なかなか新しいことに対応できなくなってくるから。
大学生のうちに、この世界の「多様性」を体験することで、柔軟な考え方を身につけることができるのです。
厳しい受験勉強をパスして晴れて大学に入学。
しかし、大学に入ったからといって、その先の進路がはっきりと決まっているという人は、それほど多くはないのではないでしょうか。
自分がやりたいこと、就きたい職業、どんな人生を歩んで行きたいか、そういう将来の展望について考え、悩んでいるときにこそ、海外旅行をオススメしたいです。
生まれ育った場所とは違う外国という環境では、忖度や人と合わせることなど一切必要ありません。
シンプルに「見たいもの」「行きたい場所」「食べたいもの」を選択する。
その中から、自分が本当に好きなことやもの、自分に合っているものが見えてくることがあるのです。
そして、そうした「自分のやりたいこと」を追求するための時間が、1、2年生ならばまだたっぷりとあります。
(3年生になると、リアルな「就職活動」に突入するのですから)
好きなことを見つけて、それを将来につなげるために、海外旅行をそのきっかけにするためにも、早いうちに出かけてみるのが良いと思います。
ここまで読んできて、海外旅行に早く行くのがいいのはわかった。
でも、そうは言っても英語もロクに話せないし、もう少し英語を勉強してから…と思った人もいるかもしれません。
もちろん、英語は話せるに越したことはありません。
でも、初めての海外旅行で完璧に英語が話せる必要はない、と筆者は考えます。
とにかく、現地に行って、その土地で数日間過ごしてみること。
英語が話せないなら話せないなりに、身振り手振りで必死にコミュニケーションを試みることも、大きな経験になります。
見たいものを見る。
食べたいものを食べる。
やりたいことをやる。
まずはトライして、そこから何かを感じることこそが、最初の海外旅行で一番大切なことだと思います。
大学1、2年生のみなさん、自分の人生を実り多いものにするために、海外にチャレンジしてみてくださいね。
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