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大学生にとって、どのようなゼミに所属するかは大きな問題です。
自分自身の研究の成果はもちろんのこと、大学生活の充実度、また就職活動にも影響する可能性があります。
後になってから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、ゼミ選びは慎重に行いたいものです。
ゼミとはゼミナールの略で、日本語では「演習」と訳されます。
専門分野の担当教授の指導のもと、学生はテーマを決めて一人またはグループで研究、発表、討論などを行います。
大学によっても異なりますが、大学2年生もしくは3年生からゼミが始まります。
また、理系の分野では「ゼミ」ではなく「研究室」と呼ぶことが多いようです。
一つのゼミの人数は、10人〜20人程度であるのが一般的。
自分が専門に学びたいテーマを扱っているゼミに入ることになりますが、それ以外にも、あえて専門ではないテーマのゼミに所属して見聞を広めるのも面白いものです。
ゼミに所属するということは、専門的な研究を行うということですから、まずは専門分野の知識が深まります。
また、研究を人前で発表したり、それについて討論が行われたりするので、論理的思考力やそれをレポートにまとめる文章力、他人に自分の意見を的確に伝えるコミュニケーション能力も鍛えられます。
講義形式の授業に比べるとずっと少人数で行われるゼミは、人脈が広がるのもメリットです。
教授や先輩と親しくなれば、OB訪問や企業の情報の取得など就活の情報蒐集に大いに役立つでしょう。
注意しておきたいのは、新たに人間関係ができるということは、逆にそこでつまずく可能性もあるということ。
教授をはじめ、そのゼミにどんな人たちがいて、どんな雰囲気かは事前に調べておいたほうがいいでしょう。
大学生活を左右するゼミ選びですが、何を基準に選べばいいのでしょうか。
1.研究テーマに興味が持てるか
ゼミは研究をするところですから、自分が研究したいテーマを扱っているゼミに入るのが大前提。
もちろん、最初から自分が研究したいテーマがはっきりと決まっている人ばかりではありませんから、まずはそのテーマに興味が持てるかどうか、を基準に考えてみましょう。
友達がいるから、人気のゼミだから、といった漠然とした理由で選ぶとあとで後悔することになりがちです。
2.研究実績をあげているか
自分が興味を持ったテーマを扱っているゼミがあったら、そのゼミがどんな研究実績をあげているか調べてみましょう。
高い実績のあるゼミには、研究熱心な教授の元に、やはり熱心な学生が集まっているものです。
積極的に研究したい、最先端の成果を学びたいという意欲のある人が集まっているゼミだということができます。
また、研究実績をあげているゼミからは優秀な人材が輩出されていることも多く、OBが有名企業にいることがあるので、自分自身の就活にも繋がりやすいというメリットがあります。
3.教授の指導方法や評判
ゼミを担当する教授の指導方法や評判を事前に調べておくことも大切です。
人間ですから相性というものがありますし、教授との相性が悪いとゼミは苦痛になってしまいます。
面倒見がいい先生なのか、学生の自立を尊重するのか、欠席に対してどれくらい厳しいのか、といった様々な情報を総合して、教授との相性を判断していきましょう。
4.ゼミの雰囲気
大学生活の中で長い時間を一緒に過ごすことになるので、そのゼミのメンバーの雰囲気というのは非常に重要です。
ゼミによっては頻繁に飲み会があったり、夏休みに合宿があったりもしますので、雰囲気に馴染めないと精神的にも負担が大きくなります。
また、自分がゼミをどう捉えているのかも重要なポイント。
ゼミでの研究を大学生活の中心に置くのか、それともアルバイトやサークルなどとバランスをとりながらやっていきたいのか、それによってどんなゼミを選ぶのかも変わってきます。
ゼミ選びのポイントは、1)どのような研究テーマを扱っているのか、2)ゼミの研究方法が自分のやりたいことと合っているか、3)人間関係などゼミの雰囲気がいいか、ということになります。
もしゼミ選びに失敗してしまうと、研究が進まないばかりか、大学生活そのものが苦痛になってしまいます。
逆に、ゼミが楽しければ研究に熱心に取り組めますし、将来にも大いに役立ちます。
ぜひ、自分に合ったゼミを探して大学生活を充実させてください。
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