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長い春休み、資格の取得を目指しているという大学生も多いかもしれません。
大学生に人気の資格というと、真っ先に名前が挙がるのがTOEICです。
英語力を身に付けたい、社会に出てからの戦力になる、など、英語系の資格を取ることは今や大学生のマストになりつつあります。
また、就活を有利にするために英語力をアピールしたいという人もいることでしょう。
しかし、実は英語系の資格にはTOEICの他にも実に様々なものがあります。
就職、留学、ビジネスなど、自分の目的にあった資格を取る方がいいのはいうまでもありません。
英語を使った仕事につきたい人、仕事で英語を活かしたいという人にオススメの資格には次のようなものがあります。
公益財団法人日本英語検定協会が実施している英検は、日本でも非常によく知られている資格試験。
1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級の7段階に分かれています。
就活で有利になるためには2級以上を持っていると評価に繋がると考えられます。
外資系企業や英語を使う部署などでは、就職試験にTOEICの点数が条件になっているケースもあることから、就活においては基本的な英語検定試験と考えられています。
一方、TOEICの受験者のほとんどは日本人と韓国人でアメリカではあまり普及していないこと、「話す」「書く」といった要素が含まれていないこと、などから、英語圏の企業を受ける時にはTOEICの点数はあまり意味がないという意見も聞かれます。
しかし、日本の企業が受験者の英語力を判断する際にはまだまだメジャーなことから、受けておいて損はない試験といえるのではないでしょうか。
商工会議所が行う検定試験で、英語のビジネス文書の作成や、海外との取引などで使われる実務文書の作成能力についての試験です。
就活は2級、実際のビジネスの現場は1級レベルが目安となっています。
ビジネス英語を使いこなす必要のある貿易会社や商社、外資系企業などに就職を考えている人にはぜひ取っておきたい資格試験です。
EUを中心に広く普及しているビジネス英語の能力テストであるBULATS(Buisiness Language Testing Service)、国連職員になるための国連英検(国際連合公用語・英語検定試験)などがあります。
海外の大学や大学院に進みたい、海外で生活してみたい、移住したいという人には次のような資格があります。
世界130カ国、9000以上の大学や機関で認められている、母国語が英語ではない学生の英語力を証明するテスト。
英語圏の大学へ留学を考えている人、特にアメリカの大学に行きたい人には必須の資格試験です。
TOEFLに変わってアメリカの大学でも採用し始めている試験で、英語力証明のためのグローバルスタンダードになりつつあります。
英語圏の大学に留学するためにスコアを出す必要がある人、また、イギリス・カナダ・オーストラリアへの移住を考えている人にも適したテストです。
ヨーロッパを中心に、世界の10000を超える学校や企業が英語能力を証明するための試験として認めています。
知識量だけでなく、総合的な英語力を測ります。
世界でもよく知られた英語能力検定試験といえるでしょう。
他にも、英検が開発した英語コミュニケーション能力テストである「CASEC」、(株)ベネッセコーポレーションが開発した「GTEC」など、自宅PCで受けられるテストもあります。
このように、日本で英語力を証明するための資格試験には様々なものがあります。
企業に就職するためにはTOEIC、海外留学のためにはTOEFLというのが一般的かと思いますが、自分が受けるべき会社や学校が求めているものをきちんと調べた上で、より受けやすいテストを探して勉強してみてはいかがでしょうか。
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