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大学生の皆さんの中には、アメリカの大学への留学を考えている人もいるかもしれません。
アメリカの大学と日本の大学とでは、様々な点が異なっています。
今回は、「アメリカ留学」の基本についておさらいしてみましょう。
日本の大学との違いを大きくまとめてみます。
●入学するのは簡単だが卒業するのは難しい
アメリカでは様々なレベルの大学が独自の入学基準を設けているので、条件を満たせば入学のチャンスを得ることはそれほど大変ではありません。
しかし、入学した後の勉強はかなりハードで、試験をパスするのも暗記や一夜漬けではどうにもならない科目ばかり。
卒業するのは難しい、と考えておいたほうがいいでしょう。
●公立よりも私立の方が格が上
伝統のある私立大学の方が質の高い教育を実践しているところが多く、格は上だと言われています。
●必要な単位を取れば卒業できる
単位取得が基本なので、4年制大学であっても、単位が取得できれば3年でも卒業可能。
逆に単位が取れないと5年、6年かかったりします。
4000以上あると言われるアメリカの大学は、大きく分けて「総合大学 University」「リベラル・アーツ・カレッジ Liberal Arts College」「芸術大学」の3つに分けることができます。
総合大学は、日本の学部に当たるいくつかの「スクール」や「カレッジ」が集まって成り立っています。
そのため専門性の高いカリキュラムを設けているところが多く、教育よりは研究、学部よりは大学院に力を入れているのも大きな特徴です。
総合大学は私立・州立ともにありますが、私立の総合大学は小さなリベラル・アーツ・カレッジから発展したものが多く、州立の総合大学は農業や工業といった実学を教える大学が発展したものが多くみられます。
ちなみに「アイビーリーグ」と呼ばれる名門の総合大学はすべて私立大学です。
学生数が500〜3000ぐらいの小規模な大学で、その90パーセントは私立大学。
全人教育の理念のもと、様々な教養を身につけた社会に役立つ人材を育てるのが目的です。
専門性の高い研究よりは、幅広く色々なことを学んで自分の可能性を広げるという教育で、実にアメリカらしい大学と言えるでしょう。
美術や音楽を専門に勉強する人のための大学。
ニューヨークやボストンに有名な芸術大学があります。
アメリカの大学では、日本の大学のような全国一斉の入学試験はありません。
各大学が独自の審査基準を設けており、偏差値のようなものも存在しません。
一回限りのテストで判断するのではなく、書類審査によって出願者を多角的に評価して合否を決めているのです。
以下の6項目は特に重要だとされています。
1)学校の成績:高校3年間の成績と、日本の大学で勉強してから留学する場合にはそれに加えて大学の成績も提出します。
2)エッセイ:自己アピール文で、特に私立大学では重視されます。
3)推薦状:ほとんどの大学が2通求めています。
4)課外活動:クラブ活動や生徒会、ボランティア、アート活動、アルバイト、趣味などを提出することで、学校の成績だけではうかがい知れない出願者の個性や人間性を判断します。
5)テスト:民間団体・企業による全国統一テスト(SAT、ACT)のスコアと、留学生はTOEFLのスコアも提出します。
6)面接
アメリカの大学には、日本の大学のような「入学試験」はありません。
上で述べたように「テスト」のスコアは提出しますが、これも、出願者を総合的に評価するための一つの要素に過ぎず、日本の「入試」とはまったく性質が異なります。
アメリカの大学が求めているのはユニークな人材です。
他人と比べて自分はどこが優れているのか、自分にしかない持ち味は何か、ということを上手にアピールすることがとても重要になってきます。
およそ4000以上もあると言われるアメリカの大学のどこで何を学びたいのか、事前にしっかりと情報収集をして、自分にあった大学を選んでください。
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