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大学受験を考える際に英語というのは避けて通れない科目です。
センター試験においても筆記で200点、リスニングを含めるとさらに50点の配点がされているという状況であり、さらに国公立大学や私立大学の試験を見てみると、国公立大学においては文系学科でも理系学科でも英語の試験を課すところが多いです。
私立大学においても文系のコースに行くとして3教科で受験する場合、国語、英語、数学または社会といった選択が多く、国語、社会、英語または数学といった選択(英語を選択しなくても良い場合)はほとんど見受けられません。
理系のコースであったとしてもやはり英語は求められています。
このように大学受験において英語というのは必ず通らなければならない科目となっているのです。
そもそも英語が大学受験で求められるのはなぜでしょうか。
その答えの一つは大学の勉強において英語で書かれた論文を読むからということになります。
日本の特に文系の学問は、主として論文を読む、そして論文を書くという作業を通じて行われます。
それは、その学問の最先端の分野がアメリカであるといったケースが多く見受けられるからです。
そうなると、最先端の分野を知るために英語の論文を読むという作業が必要となってきます。
そのため、大学入学前の受験の段階から、そして入学してからも英語が必要になってくるのです。
では英語の論文を読むために必要な能力は何でしょう。
ここで必要となるのが英文法の知識となるのです。
英語の論文であったとしても学術論文である以上、問題の所在とそれに対する自分の説、そしてそのように考える理由が記載されているのですが、
英文法が分からないと、この論文の筆者の主張が分からない、さらにはなぜその結論を導いたのか分からないという状態になります。
これでは大学で勉強できないということになるので、英文法というのは必要となるのです。
では、英文法を学ぶにはどのような参考書が適しているのでしょうか。
まず大切なのは、英文法そのもののインプットからです。
英文法とは現在形、過去形や能動態、受動態など様々な構文を勉強していくこととなりますが、その際には「総合英語forest」がおすすめです。
この参考書では、例えば受動態であれば受動態の文例が示されているだけではなく、「受動態とはどのような考え方で作られている構文なのか」といった詳細な説明をしてくれているので、いっそう理解が深まります。
単純に暗記するのではなく、構文の意味を理解する方が問題文を解くという観点では重要となります。
基本的な構文をインプットしたあとは、実際に問題にあたって身につけていくアウトプットの作業となります。
このアウトプットの際におすすめの参考書としては「nextstage英文法・語法問題-入試英語頻出ポイント218の征服」という参考書です。
この本ではタイトルどおり、218パターンの大学入試試験で問われている頻出構文に絞って問題を解けるようになっています。
218という上限値が見えるので、一日3パターンつぶしていけば3ヶ月弱でマスターできるといった学習計画を立てることも可能です。
この頻出パターンを身につければ、英文法対策としては過不足ないといえるでしょう。
国際化社会と言われ、東京オリンピックも控えている昨今では、どの世代にとっても英語は避けて通れないものになってきました。
また、あらゆる学問においても研究が進んでいるのは、やはりアメリカをはじめとした英語圏の国です。
そのため、語学系の学部ではなくても、英語が必修科目になっている大学は多いです。
実際に英語で会話するとなるとまた別の勉強も必要になってきますが、論文という形で英語に携わる機会がある大学生であれば、まずは英文法を理解することが大切になってきます。
自分が興味がある分野の研究を深めるためにも、この機会に英文法はしっかり理解しておきましょう。
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