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自分の大学以外でも、例えば運動部の試合などで他校と関わる機会があるという方も多いでしょう。
また、大学祭の時期になると、友人に他校の大学祭に誘われることもあるかもしれません。
そこで、気になるあの大学、今回は出身者には有名人も多数いる、早稲田大学についてご紹介します。
早稲田大学は、創設者の大隈重信がその前身である東京専門学校を1882年に創設し、その際に政治経済学科、法律学科、理学科、英学科が設置されました。
特にその創設時における「政治と経済は一体のものであり両輪で学ぶべきである」という考え方に基づき政治経済学科という、通常は“経済学は経済学部”で“政治学は法学部の政治学科など”で学ぶべきものを“一つの学科学部”でとらえて学習するという特色ある学科を設けています。
その後、学部学科も増加していき、現在は13学部存在しており、その中身を見てみると、伝統的な政治経済学部、法学部に加え、文系では文化構想学部、文学部、教育学部、商学部などが設置されている状況です。
一方理系においては基礎理工学部、創造理工学部、先進理工学部と理工学部を細かく3分類にするほかに、従来の文系理系では割り切れない学科として、社会科学部、人間科学部、スポーツ科学部、国際教養学部が設置されています。
これらの学部についてそれぞれ見ていきましょう。
まず看板学部ともいえる政治経済学部です。
早稲田大学の中でも、政治経済学部は特に偏差値が高いことで有名です。
こちらは、2016年時点では偏差値が67.5程度でしたが、2017年以降は70となっておりこの傾向は2018年にも続いています。
この偏差値の高さは、早稲田大学の前身である東京専門学校創設時から存在することが要因の1つであるのかもしれません。
早稲田大学の歴史は、政界で活躍する人を輩出した「早大政経」の歴史とも言えるのではないでしょうか?
次に法学部です。
こちらは2016年入試の時点で偏差値67.5という難易度であり、それが過去3年間継続している状況です。
政治経済学部よりは偏差値が低いですが、それでもやはり難易度はかなり高いというのが実情です。
早稲田大学の法学部は、司法試験や国家公務員試験などにおいて、トップレベルの合格数を誇っています。
それは、資格試験を受ける学生のための教育環境が整っているからで、外部(早稲田大学以外)の大学院へ進学した人も含めると、
現在では日本の法律家の約7分の1が早稲田大学法学部出身者とも言われているのです。
次に教育学部を見てみると、教育学部はその専攻として何を選ぶかにより難易度が変わってくる状況にあります。
例えば教育学部でも教育学を専攻とする場合は、偏差値が67.5程度となるのに対して、初等教育を専攻する場合は偏差値62.5とかなり下がります。
また、教育学部の中で数学を専攻する場合にもやはり偏差値は同じく62.5程度となります。
教育学部はその専攻により難易度が変わってくる学部ということが言えるでしょう。
それは、「7学科7専修」からなる学部であることが要因ではないかと考えられます。
ここまで多くの学科専修を設置している大学は珍しく、これも早稲田大学の特色の1つと言えるでしょう。
続いて商学部を見てみると偏差値が2016年で65程度であったのが、その後67.5と若干難易度が上がっている状況にあります。
さらに社会科学部を見てみると偏差値が70程度になっており、難易度でいうと看板学部である政治経済学部と双璧をなすような難易度になっている実情が見て取れます。
文化構想学部や文学部においても偏差値が65程度から昨年度は67.5程度に上昇しているため難易度が上がってきているという状況にあります。
これに対して国際教養学部は偏差値が65程度と過去3年間同じレベルで推移していますが、「大学全入時代」とも言われる近年においても、競争率の高さをうかがわせる偏差値推移です。
ここまでがどちらかというと文系に関する学部でした。
これに対して理系を見てみると、基礎理工学部、創造理工学部、先進理工学部ともさまざまな学科がありますが、総じて62.5程度から65程度で推移している状況にあります。
さらにスポーツ推薦などの枠に使われることもある人間科学部やスポーツ科学部ですが、これらの偏差値も60程度から62.5さらには65程度とばらつきがありますが、偏差値でいうとこのレベルで推移しています。
いずれにしても、まだまだ新しい大学や新しい学部の創設が目立つ現代においても、早稲田大学は注目され続けている大学と言えるのではないでしょうか。
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