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就活を控えたり取り組む準備をする場合は、活動を的確かつ快適に行う為に、主要な就活用語を覚える必要があります。
SPIは総合的な個性・性格評価の略で、リクルートキャリアが開発して活用されている、いわゆる適性検査と呼ばれているものです。
SPIにおいては人柄を始め、仕事の適性や組織への馴染みやすさといった、就活における要点が評価されます。
企業はこのSPIの結果を、面接の場面で学生の理解を深めたり、入社後を検討する際の参考資料として扱います。
また、入社後に上司が本人の人柄を理解する為の情報としても、多くの企業で活用されているのがポイントです。
SPIと一口にいっても、実は内容が大きく2つに分かれているので、その点を理解することが大切です。
能力検査の項目は、働く際に必要な基礎的な能力を評価するもので、言語分野と非言語分野の問題が課せられます。
問われている内容についての理解や、どのようなプロセスで最適解が出せるか合理的に考える、そういった能力が評価されるわけです。
エントリーシートは、会社や団体組織といった就職を希望する先に提出を行う際に、志望動機などの記入を行う書類です。
一見すると履歴書に似ていると思われがちですが、職歴と実績や資格に技能が問われる履歴書とは違い、他の部分を知る為に活用されています。
例えば、自分が長所と思える部分が問われたり、自己PRを促す内容が設定されるのが特徴です。
他にも学生時代に熱心に取り組んだことや、強みだと考えられるものを尋ねるなど、自身に関することが主観的に問われます。
エントリーシートを作成する時は長所を確認したり、長所の証明になるエピソードを思い出すなど、自己分析を必要とします。
一方では、どれだけ就職を希望しているかを測る為に、志望動機をストレートに問うたり、業界を選んだり志望した理由も尋ねられます。
入社してからの希望や、5年10年後の将来像といった、キャリアビジョンが問われるのもエントリーシートの特徴です。
知識や地頭を測る質問も設けられていますから、エントリーシートには企業が知りたい質問が満載です。
インターンシップは、職の経験を積んだり企業組織に馴染む目的で作られた、特定期間に限定される受け入れのことです。
学生の場合は、学生を対象とした募集案内が大学などに貼り出され、応募を行うことによって採用されます。
期間は企業によって異なりますが、短ければ数日から10日程度で、長いケースでは1ヶ月ほどのインターンシップ期間があります。
単なる職業体験とは違いますから、1日あたりの報奨金が予め設定されていて、条件を満たすことで受け取れます。
近年は、このインターンシップの重要性が増しており、就活の前段階として当たり前のように行われています。
企業側には学生に仕事の機会を与え社会貢献を促したり、若い人材を入れることで社内を若返らせる、活性化の意図や目的があります。
OB訪問は、情報収集方法の1つとして主に大学生が行っている、自分の大学を卒業した先輩の元を訪れることを指します。
女性の先輩の元を訪れる時は、OG訪問と表現するケースもあります。
OB訪問のタイミングは、就職活動が本格化する大学3年生の秋頃で、就職を希望する先に大学の先輩が在籍するか確認をして、企業を通したり直接訪問を希望します。
相手から受け入れ可能と返答されれば、喫茶店やレストランといった場所で待ち合わせを行い、約1時間ほど話を聞くなどして情報収集をします。
企業が話し合いの場を提供して、そこでOB訪問をする場合もありますから、企業もOB訪問を学生の囲い込みの一環として力を入れていることが分かります。
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