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就活において、「グループワーク」を選考に取り入れている企業は少なくありません。
しかし、実はグループワークが苦手という人は意外と多いのです。
なぜ苦手意識をもってしまうのか?
どのように克服すればいいのか?
グループワークが苦手な理由別に、グループワークへ臨む上で知っておいてほしいことを紹介していきたいと思います。
あるアンケートによると、就活生の約6割の人がグループワークに苦手意識をもっていることが分かりました。
理由としては、下記のようなことが挙げられます。
・人見知りだから
・良い考えが思いつかないから
・他の人と比べられるのが苦手だから
・どのようなところを評価されているか分からないから
一方、グループで進めることが多い科目を履修している学生や、部活などをしている学生は苦手意識があまりない傾向があるようです。
大学での過ごし方や環境が、少なからず影響しているといえるでしょう。
初対面の人ばかり集まる場所で、話し合い、なおかつ採用担当者に見られている。
しかも、選考の場。
人見知りの人にとっては、緊張する要素が盛りだくさんです。
緊張してうまく話せない、自分の意見が言えない。
そんな人は、「積極的に発言しないといけない」と思い込んでいるのではないでしょうか。
採用担当者は、みんなの中心になって意見を言う人だけを見ているわけではありません。
協調性なども見られているため、「出た意見をまとめる」「他の人に質問する」という立場から参加してみてはいかがでしょうか。
また、日頃からそういう場面に慣れるためには、
大学内・大学外を問わず、新しいコミュニティに所属したり、
初対面の人と会える場所に足を運んでみるのも良いでしょう。
テーマが自分が苦手なものだったり、周りのレベルが高くて話についていけないから苦手という人もいますが、こういう場合、劣等感を抱く必要はありません。
そもそも、何かを話し合う際、「全員が話についていけている」「全員が参加できている」状態であることが望ましいからです。
そして、他にも自分と同じように思っている人がいるかもしれません。
分からない、ついていけていないと思ったら、自分から質問をしてみてください。
中心になって進めている人も、夢中になって、参加できていない人がいることに気づいていない場合もあります。
少し勇気が必要かもしれませんが、質問をしてみることで、逆に場の雰囲気が良くなったり、行き詰っている時に流れを変えることができるかもしれません。
自分はアイデアを出すのが苦手、発想力がないから良い意見を言えない・・・という人もいます。
そういう人は、「良い意見を出さないといけない」という考えに縛られている傾向にあります。
グループワークで採用担当者が意識して見ているのは、グループ内で出た答えが正解かどうか、良い意見が出るかどうか、ではありません。
全員が意見を出し合い、全員で作業を進めることができているかを見ているのです。
「良い意見を出すこと」以外に、自分ができることを考えてみましょう。
他の人の意見に対する自分の考えを言ってみたり、話を膨らませることも、とても大切なことです。
そのおかげで、話し合いが進むこともあります。
良い意見が思いつかないからといって何もしないことの方が、選考では不利になるでしょう。
様々な角度から状況を見て、アシストすることも、立派に参加していることになります。
グループワークでは、必ずしも中心になって意見を言っている人や進行している人が評価されているとは限りません。
会社という組織で仕事をしていく上で、自分の意見ばかりを押しつけたり、周りの意見を根拠なく否定する人は、「協調性がない人」「わがままな人」という印象をもたれがちです。
グループワークは、1人や、中心になっている2・3人だけで進めるものではありません。
グループワークに苦手意識をもっている人の多くは、目立つことは得意ではない、気の利いたことが言えないと思っている場合が多いのですが、
中心になることではなく、グループワークの中で自分に適したポジションを探し、自分にできることをすることを目標にして参加してみると良いのではないでしょうか。
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