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大学に入学すると、今まで聞いたことがない用語を聞くことがあります。
高校までにはなかった、大学専門用語です。
しかし、大学では、高校のようにクラスに分かれているわけではなく、ホームルームもありません。
そのため、意外と大学でよく聞く用語の意味を知らない人もいるのです。
今回は、大学でよく聞く用語をまとめてみました。
大学では、履修する(学ぶ)科目は自分で決めることができます。
入学して、オリエンテーションなどに参加した後、最初に自分でする作業が、履修科目を決める(時間割を組む)ことです。
履修科目を決めるにあたり、理解しておくべき用語を紹介します。
「単位を落として留年した」なんてエピソードを聞いたことがある人も多いと思いますが、
そもそも「単位」って何?と思っている人もいるでしょう。
単位とは、「その科目で一定以上の成績を修めましたよ」という証明のようなものです。
簡単に言うと、単位取得=その科目を理解した、きちんと学んだと先生が認めたということです。
授業の回数によって、2単位の授業もあれば、4単位の授業もあります。
90分授業を15週受講すると2単位取得できる場合が多く、
前期もしくは後期のみの授業は2単位、通年の授業は4単位が一般的です。
そして、卒業までに必要な単位は120単位~130単位を基準としている大学が多いです。
どんな授業があるのか、その授業で取得できる単位はどれぐらいなのかを知ることができるのが、「シラバス」です。
最近では、インターネット上で見ることもできますが、電話帳のような分厚い冊子が大学から配布されていれば、それこそがシラバスです。
全学部の全授業の「授業名」「担当教員」「取得できる単位数」「開講曜日・時間」「授業の概要」「成績評価の割合」等が記載されています。
このシラバスを確認しながら、履修科目を決めるのです。
シラバスを見ていると「必修科目」として定められている科目があることに気づくと思います。
これは、「卒業するには必ず履修(単位取得)しないといけない科目」のことを指します。
他の科目で卒業に必要な単位数を満たしていたとしても、この必修科目の単位を取得できていなければ、卒業はできません。
「選択必修」は、提示された数科目の中で、(全て取得する必要はないが)定められた科目数を履修する必要があります。
(この5科目のうち、2科目以上の単位を取得していないと卒業できない、といった具合です)
大学では、例えば「微分積分」「線形代数」など、学部・学科と関係の深い内容を学ぶ「専門科目」だけではなく、全学部共通で学ぶ科目があります。
大学によって名称は異なりますが、それらの科目を「一般教養科目」と呼びます。
高校時代にもあったような、「英語」や「体育」などがそれにあたります。
高校時代にはあまり聞いたことがない科目名は少なからずありますが、その中でも卒業に大きく関わってくる科目があります。
多くの大学は、英語を必修科目としていますが、
英語以外に、もう1つ履修する必要がある外国語を「第二外国語」といいます。
大学によって選択できる科目は異なりますが、「中国語」「ドイツ語」「フランス語」「スペイン語」などが代表的です。
多くの大学は、第二外国語も必修科目としています。
好きな外国語を選択することができますが、1歩間違えると、必修科目の単位を落としかねないので、慎重に選ぶことをおすすめします。
自分が研究したい専門分野に特化した少人数制の講義(クラス)を
文系ではゼミ、理系では研究室と呼びます。
特定の分野を専門とする教員が担当しており、人気のゼミ・研究室は抽選になる場合もあります。
自分で決めたテーマに関する調査や実験を行い、授業内で発表します。
文字数や形式等は、学部や学科によっても異なりますが、
ゼミや研究室に所属し、そこで研究したことを論文や作品にし、提出することで卒業できる大学がほとんどです。
卒業論文・卒業研究は、大学生活の集大成といえるでしょう。
過去に先輩が提出した卒業論文を見ることができる大学もあるので、参考にしてみてください。
授業が円滑に進むように補助的な役割を担う人のことです。
履修している人が多い授業や、実験・実習が多い授業などをサポートしてくれます。
大学院生が担当している場合が多いです。
基本的に専門科目は、その学部・学科の人しか履修できませんが、
所属する学部以外の授業を受けることができる制度です。
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