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大学数学で挫折しやすいポイント3つ

 

大学数学を勉強しているあなた、日々楽しんでいますか?

 

大学数学というのは、難易度が高いだけでなくおもしろさ自体を感じなければ毎日苦痛です。

 

数学科や数学の授業をとっている学生は、もちろん数学が好きだとは思いますが、中には残念ながら挫折してしまう人がいます。

 

今日は、大学数学での挫折しやすいポイント・分野について解説します。

 

新入生の方にも役に立つ内容ですので、ぜひ最後までお読みください。

 

目次

【大学数学で挫折しやすいポイント】

順番に解説します。

 

≪イプシロンデルタ論法≫

 

これは、大学1年生で勉強する分野です。

 

「イプシロンデルタ論法」といい、解析学において実数値だけを使い極限を定義するものです。

 

微積分の授業で初めて極限というものを深く学び、高校までの数学からステップアップする段階でもあります。

 

そのため、その難易度に手を焼き、理解できず、挫折する学生が一定数います。

 

理系の中だと9割程度が躓くともいわれており、数学科の学生でもかなり多くの人がそうなるようです。

 

≪位相空間≫

 

位相空間というのは、連続性や連結性など近さを定義する分野で、大学数学史上初めての抽象数学であるのが挫折しやすいポイントです。

 

位相空間は先のイプシロンデルタ論法に出会った後でさえも、今までに見たことのない抽象数学であり、頭が混乱することでしょう。

 

空間を求めるのにも具体例が出てこなかったり、絵図に描けなかったり、何をいっているのかが理解できないことが多いです。

 

抽象度が高い故に、難しいと感じる学生が非常に多いです。

 

≪多様体≫

 

これは主に3年生で学ぶ分野であり、大学によってはクラスの半分程度が単位を落とすことも珍しくありません。

 

ユークリッド空間をモデルとした位相空間を多様体といい、最も単純な図形は点でこれは〇(れい)次元多様体といいます。

 

線の図形の中で左右無限に延びている直線、半直線、円周、線分が一次元多様体です。

 

多様体は1~2年生で学ぶような微積分や微分、位相など他の難しい分野を踏まえた上での理解なので、基礎的な数学知識がない学生はまず挫折するでしょう。

 

【大学数学で挫折したらどうすべきか】

 

 

大学数学を学んでいく上で、挫折しそうになることはあると思います。

 

どんなに数学が得意でも、高校数学とはレベルが桁違いに違いますので、難しいと感じることでしょう。

 

中には、数学者を目指すような数学が大好きで得意な人はそれさえも楽しくて難なく大学生活を過ごせるかもしれませんが、多くは無理でしょう。

 

では、挫折しそうになったらどうすればいいのでしょうか。

 

やはり大切なのは、予習復習を徹底すること、授業をしっかり聞いてわからない点は聞いたりして早めに解決しておくことです。

 

今はYouTubeなど視覚的に勉強できるツールも数多くありますので、ぜひ活用しましょう。

 

教えるのが非常にうまいYouTuberの方もいます。

 

他には、大学生向け学習塾を利用するのも1つの方法です。

 

数学科など理系学生は結構おり、その分野のプロが徹底的にサポートしてくれます。

 

【まとめ】

いかがでしたか?今日は、大学数学で挫折しやすい3つのポイントについて解説しました。

 

・イプシロンデルタ論法

・位相空間

・多様体

 

この3つは特に難しいため、覚悟を持って臨みましょう。

 

もちろん他の分野も大学数学は難しいので毎日の勉強を怠らずに授業についていけるように努力してください。

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この記事を書いた人

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