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晴れて大学に入学し、様々な新生活をスタートさせている頃かと思います。
割合的には地方から都会に上京するパターンが多いかと思いますが、逆に都会から地方の大学に進学された方は少し寂しさを感じている頃かもしれません。
そんな学生の方に向けて、今回は改めて地方での大学生活の魅力と利点を考えてみたいと思います。
東京などの大都市と比べ、地方都市は交通網が発達していません。
電車や地下鉄があれば良いほうで、バスが主な交通手段という都市も珍しくはありません。
車や原付バイクがあればかなり快適に過ごせますが、それらが無くとも街そのものがとてもコンパクトに出来ているのでさほど不便は感じません。
むしろ満員電車での長時間の通学を強いられることもなく、日々の通学はストレスフリーで時間も有効に使えます。
4年間で考えると随分大きな差になってくるのではないでしょうか。
これは上記の理由も大きいですが、とにかく移動時間が大都市に比べて格段に減ります。
大学と自宅とアルバイト先のそれぞれが徒歩や自転車で移動可能な範囲であることも多く、移動に時間を盗られることがありません。
満員電車や人混みもありませんので、知らず知らずに日々疲労が溜まることがありませんし、それによって思考が散漫になることもありません。
皆さんはそれぞれ学びたい目的があってわざわざ地方都市で生活をスタートさせたと思います。
その当初の目的を忘れず継続しやすい環境が整っています。
これは都会から地方都市に行った方は強く感じるかと思いますが、自然の美しさに驚きます。
新緑の緑の鮮やかさからして、都会の木々の色とは違ってみえます。
ビルなどの人工物が圧倒的に少なく街の範囲も狭いため、少し離れるとそこら中に自然が溢れています。
最初は田舎だなあと寂しく物足りなく感じる方も多いと思います。
大都市と地方都市の両方を肌で感じて生活することは、旅行などの短期滞在では決して知ることのできない発見の連続です。
人生の一時期を地方都市に住めるってかけがえのない経験なんです。
しかし、やはり家族も気の置けない友人もいない生活は初めは誰もが不安です。
特に初めての一人暮らしが地方都市だったりすると、その孤独は深刻なものがあります。
大学やサークル、アルバイトなど友人を作る場所は幾つかありますが、なかなか上手くいかなくても焦ってはいけません。
更に言ってしまえば地方での大学生活は孤独であるのが普通です。
なので一度友人が出来ると本当にほっとしますし、人との繋がりを大切にしようと自然と人に優しくできるようになります。
住み慣れた地元ではきっと身に付ける機会がなかったコミュニケーション能力が身に付きます。
それでも寂しいのは当然なので、夜には家族や地元の友人と思いっきり長電話をするもよし、休みを利用して息抜きに帰省してもいいと思います。
帰省が遠かったら隣の街や隣の県庁所在地あたりに遊びに行くだけでも随分気が紛れます。
友人と出かけるのもいいですが、知らない街を一人で散策しながら進路や将来に思いを馳せるのはとても贅沢な時間です。
これまでは常に周りに家族や友人がいたことで、孤独と向き合いながら自分について深く考える機会も無かったかもしれません。
しかし人生で考えると4年間は本当にあっという間です。
そしてほとんどの学生が地方、都会に関わらず大学時代を振り返って後からとても贅沢な時間だったと思い返します。
もっと○○しておけばよかったと悔やむ場合も多いです。
せっかく地方で学ぶ機会を得たのですから、その環境の良い点や利点を忘れず、自分なりの○○の部分を日々意識して、貴重な4年間を過ごしていただきたいです。
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