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大学入学を機に親元を離れ一人暮らしを始めたという人は、一人きりで生活する自由にワクワクしていることでしょう。
しかし、ついついおろそかになってしまうのが「お金の管理」ではないでしょうか。
好き勝手にお金を使ってしまい、月末になったら大ピンチ!
親に仕送りの増額をお願いする、などということにならないように、新生活のスタートと共に基本的なお金の管理もスタートさせましょう。
これまで親元にいるときには生活費は両親が管理してくれていましたが、一人暮らしとなれば、収支の管理はすべて自分で行わらなければなりません。
そのためには家計簿をつけることをオススメします。
ある調査によると、一人暮らしの大学生のうち家計簿をつけている人は半数を超えているとのこと。
そのうちの60パーセント以上が家計簿アプリを使っているそうです。
アプリなら面倒な計算を自分でしなくて済みますし、今は、レシートをカメラで撮ると自動的に入力してくれる機能のついたアプリもあり、簡単に支出を記入することができます。
また、月ごとの収入・支出を分析して、なににいちばんお金を多く使ったのかが一目でわかるので、生活費の立て直しにも便利だという意見もあります。
スマホに家計簿アプリを入れておけば、いつでも持ち歩けて、お金を使ったときにすぐつけられるのもメリットです。
家計簿は、「何に」「どのくらいお金を使ったか」を可視化するツールです。
それによって、月々自分が何にお金を使いすぎているのか、何を節約すべきなのかを考えるのが家計簿をつける目的です。
そのためには、アプリよりも自分の手で書き込んだ方が実感が持てる、という人もいます。
またアプリはデータが破損する危険性がありますが、その点、紙は失くしたり燃やしたりしない限り、きちんと保管しさえすればその恐れはほとんどありません。
計算が面倒くさくない人、ノートや日記をつけたりするのが好きな人は手書きの家計簿を利用するのも良いでしょう。
アプリにせよ手書きにせよ、家計簿をつけることを日常の中で習慣にするのが大切です。
収入があったとき、お金を使ったときにはすぐに家計簿につける。
あとでまとめてつけよう、と思っているとそのうち何にいくら使ったかわからなくなり、月末に帳尻が合わなくなるといったことになりかねません。
お金を使ったときにその場でアプリに入力したり、レシートを必ずもらって家に帰ってきてから書き込んだり、自分のやりやすい方法で構いませんので、家計簿をつけることを「日常的に」「習慣にする」ことを心がけましょう。
最初は面倒臭いかもしれませんが、慣れてしまえばササっとできるようになります。
「習慣化」がカギ、だと覚えておいてください。
家計簿を何ヶ月か続けてつけていくと、自分が何にお金を使いすぎているのかがわかるようになります。
その部分を節約していくのが重要ですが、他に、「これなら節約できる」という項目もあります。
多くの大学生が節約しているものに、ランチ代や飲み物代などの外食費、交通費、食費があるようです。
例えば、ペットボトル1本の値段は130円ぐらいかもしれませんが、塵も積もれば山となる、で、毎日買い続けて入ればひと月で4000円近くになってしまいます。
例えばこれを節約して水筒を持ち歩くことにすれば、単純に月に4000円浮くことになります。
ランチも、例えば月の半分はお弁当を持っていくことにすれば、その分節約することができます。
節約した分を生活費に回すのか、貯金するのかは、毎月の収支をよく見て分析して決めれば良いでしょう。
一人暮らしをしていない人でも、毎月のアルバイト代やお小遣いを有効に使うためにも、ぜひ家計簿をつけて見てください。
お金は何も考えないで使っていると、まず貯めることは難しいもの。
将来、社会人になって独立したときに慌てないためにも、大学生のうちから、生活費を管理する癖をつけておきましょう。
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