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大学生にとっていちばんの長期休みである春休み。
皆さんは、どんな計画を立てていますか?
実は、約2ヶ月もある長い春休みをどう過ごすかによって、その後の大学生活に大きな違いが出てくるかもしれません。
いちばん重要なのは、まとまった時間を無駄に過ごさない、ということ。
2ヶ月もあれば、かなりまとまったことができるはずです。
しかし、ただダラダラと過ごしてしまえば、時間は無駄になってしまいます。
色々な経験や学びのために使って、充実した有意義な春休みを過ごしましょう。
多くの大学生が、春休みにはアルバイトをする、と答えているように、長期休暇はまとまったお金を稼ぐのにもってこいの時期です。
しかもアルバイトには、ただお金を稼ぐだけでなく、「社会経験」という重要な側面があることも見逃せません。
実際に、「敢えてきついバイトをした経験が、社会に出て役に立った」とか、逆に「アルバイトを全くしない大学時代だったので、社会の厳しさがわからず就職活動で苦労した」といった体験談も聞かれます。
アルバイトをすることでお金を稼ぐ大変さや、社会に出て働くということはどういうことなのかを学ぶことができます。
また、企業でのバイトであれば、実際に経験することで自分に向いている職種がわかりますし、その会社の雰囲気も知ることができて就活に役立てることができます。
さらに、アルバイトの種類によってはここで培った人脈が、後々役に立つ可能性もあります。
社会人になると、なかなか2ヶ月もの長い休暇を取ることは難しくなります。
ある意味、大学生の特権ともいえる長い春休み、海外に旅行に行くのにはうってつけです。
現地を訪れて自分の目で見たこと、聞いたことは、今後の人生において何よりも大きな財産となります。
また、異文化に触れることで、これまで知らなかった自分自身の一面に気づくことができるかもしれません。
そして、海外での体験は、ビジネスでもプライベートでも人とのコミュニケーションを取るときに大きな話題を提供してくれます。
コミュニケーション能力は社会に出てからも非常に重視される能力ですが、それは一朝一夕につくものではなく、海外旅行など多様性に触れる機会を通して培われる部分が大きいものです。
特にひとり旅であれば、何かアクシデントなどがあっても自分1人の力で対処することが求められますので、自分自身大きな成長に繋がります。
さらに、単なる旅行ではなく、短期の語学研修などもオススメです。
これも、社会人になってからだと難しいことのひとつ。
実際に外国の土地で暮らしながら身につけた語学は、今後の人生において大いに役立つことでしょう。
学生の本分は勉強ですから、勉強に時間を使うというのは、最も大学生らしい春休みの過ごし方といえます。
もちろん1年間で学んだことの復習をするのもいいのですが、せっかく長い休みなので、何かひとつ目標を決めてみたらいかがでしょうか。
例えば、英語の勉強をするなら、TOEICで何点取ることを目標にして、春休みの終わりに実際にTOEICを受験してみる。
あるいは、洋書の本を1冊読み通す、など。
また、自分の学科や専攻に関連する学会やセミナーに参加してみることもオススメです。
自分がこの先大学で何を勉強していくのか、大学にいるだけでは迷ってしまうようなときに、外の世界に触れることで目標や進路がはっきりしてくる場合があります。
学年が上がる前にそうした経験をしたことで、より勉強に対するモチベーションが上がり、そのあとの大学での勉強や研究に熱が入るのであれば、これほど良いことはないでしょう。
このほかにも、例えば運転免許を取る、社会に出てから役立つ資格を取る勉強をする、など、春休みを有効利用する方法はたくさんあります。
もちろん、せっかくの大学時代ですから、友達と旅行に出かけたり遊んだりして思い出を作るのも大切なこと。
何れにしても、長い春休みを無駄にすることなく、自分の為になるような時間の使い方をするように心がけてみてください。
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