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理系の人が大学を選ぶときは、知名度や偏差値だけで決めるのは得策ではありません。
研究の環境や教授の顔ぶれなども参考にするのが望ましいです。
インターネットを使って論文を検索してみるのも一つの手です。
一般的に研究の成果は論文という形で世に出るからです。
他大学や企業からも引用されている論文が多ければ、それだけ多くの成果をあげていると判断できます。
あとは就職先の傾向なども調べておくと、将来の見通しを立てやすくなるでしょう。
同じ分野であっても、大学によって各メーカーとの距離感は大きく異なります。
近くに開発部門のあるメーカーの場合、共同研究を活発に行っているケースがよく見受けられます。
インターンの受け入れなどにも関わってくるので、産学連携については事前に調べておいた方が良いです。
大学の名前だけではなく、どこの学部であるかということは就活でも大きな意味を持っています。
自分の大学や学部、研究室など、それぞれの特徴を正確に把握することが先決です。
特徴を知ったうえで、自分の特性を考えて就職先を選ぶのが基本になります。
たとえば、理学部は自然科学をベースとして、未解明の分野を解き明かしていくところです。
高校までの理数系の科目で習った内容をイメージして、その基礎を生み出すような研究をするところだと考えると良いでしょう。
これまで当たり前のものとして習った内容ももともとは未知のものでした。
それを研究によって明らかにして学問として体系化したのです。
このように、理学部では自然現象の謎を解き明かし、生命や物理の法則を生み出していきます。
したがって、試行錯誤をして物事を探究するのが好きな人が選ぶのに適しています。
一方で工学部は、世の中を便利にするためのものを作り出すための学部です。
理学部と比べて実践的な内容が多くなっており、すでに存在する法則を使ってモノづくりをするための基盤を身につけます。
また、理学部が普遍的な真理を追究することが多いのに対して、世間の動向によって研究対象が変わりやすいことも特徴です。
情報化社会に突入してからは、情報科学の学科に力を入れている大学が多くなりました。
今後も世間の動向に合わせて、さまざまな学科が作られていく可能性があります。
しっかりと学ぶことにより、製造や開発の現場で最先端の技術を駆使できるようになるでしょう。
モノづくり大国である日本の中枢を支える人材になりたい人は選択すると良いです。
上記の2つと比べて、農学部に関しては誤解している人も多いので気を付けてください。
農業と関連付けて考える人が多いですが、それは必ずしも正確ではありません。
自然に関する法則をベースとして、生物や食料に関する内容を専門的に学んでいきます。
将来的には、地球規模で食糧やエネルギーが不足することが予想されています。
それらを解決するためにも、農学部の研究は大いに期待されています。
化石燃料とは異なる天然資源を生み出すためのバイオテクノロジーもその一つです。
環境問題への有効なアプローチとして、力を入れて研究している大学も少なくありません。
このように農学部は、地球が抱える多くの問題を改善するために必須の存在といっても過言ではないのです。
この他に、理系の代表的な学部としては医学部や薬学部が挙げられます。
これらで用意されているカリキュラムは、人体や人名に関する奥深いものです。
医師や薬剤師になるために進学するところなので、他の学部よりも入学前に将来の見通しを立てておくのが一般的です。
このように同じ大学であっても、学部ごとに学ぶことや将来の道は大きく異なります。
それをしっかりと理解することが重要なポイントです。
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