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スマートフォンや携帯電話に慣れ親しんでいることなどから、大学生の文章力が低下している現状がよく問題にされています。
スマートフォンなどはキーボードに打ち込み変換をすれば文字や文章が書けてしまうため、手書きに比べると自分の頭で考える時間が短縮されます。
ただし、キーボードで変換をして出て来た文字は、必ずしも正しいとは限りません。
今使う文字はこの文字ではないことを、機械はまだ見きわめる能力がまだ徹底していないので、その作業は人間が行う必要があります。
しかし、頭を使って文字を書くことをあまりしない環境で育ってしまうと、この作業がうまくできない、あるいは非常に時間がかかることになります。
こうして、文章力を鍛えるチャンスのないまま成長してしまうのです。
大学生は学校で授業を聞き、課題やテストを与えられる機会があります。
課題を仕上げたりテストの問題に解答するためには、文章力が必要になります。
ひとつの考えを文章にまとめ上げる、つまり「書く」という作業を多く行えば行うほど、文章力はアップしていきます。
おかしな文字やわかりにくいもの、つじつまのあわない展開で構成された解答は指導者から指摘を受け、直す作業が必要になります。
その際、指導者によってはどのように直したらいいのか、手取り足取り教えてはくれない場合があります。
実は、そうした突き放すタイプの指導者についていると、文章力はアップしていくのです。
なぜなら、自分でなんとか修正をしようと努力をするからです。
やはり、何事も人任せでは力になりません。
文章も、どうしたら良い評価をもらえるのか、自分で一生懸命考えて書くことが、上達への第一歩なのです。
では、具体的にどのような努力が文章力アップのためには有効なのでしょうか。
それは、本や新聞、雑誌などプロの書いた文章をできるだけたくさん読むということです。
文章力のある達人の書いた作品を多く読んでいると、目が良い文章に慣れていきますので、自分がいざ書こうと思った時にマネが出来るようになります。
マネ、といってもそっくりそのまま真似るということではなく、プロの書いた文章の「組み立て方」を理解することでわかりやすく論理的な組み立て方ができるようになり、自然に構成力が身についてわかりやすい文章が書けるようになるということです。
本や新聞を読むことは、毎日できることです。
ぜひ、毎日時間を見つけて本や新聞を読んで文章力を鍛えてください。
その他にも、雑誌等で募集をしている様々な企画に投稿をすることも文章力アップに役に立ちます。
掲載されるためには、わかりやすく面白い文章であることがポイントになります。
掲載されている達人の文章を読めば、掲載されるためにはどういう文章を書けば良いのか考えるようになりますし、必死で読んだ結果が自分の文章に反映されていきます。
目的のために努力することは結果に結びつきやすいものです。
文章力が上がれば、大学に提出する課題のレポートや試験でも評価が上がりますし、また手紙の文章が素敵なので魅力的な人物だと思ってくれるというようなケースもあります。
さらに社会人になって仕事をするようになると、資料を作成して多くの人達に理解をしてもらう機会も増えますが、こういった時に、人を説得させる力のある文章が書けることは、大きな強みになります。
「あの人は資料を作るのが上手い」という評価を得て仕事を任せられたりすれば、自分の自信にも繋がります。
一方、社会人になると仕事以外の時間を確保することがなかなか難しくなりますが、大学生の間は、勉強をする時間があります。
大学生の間に時間を有効活用して、ぜひ「文章力をつける」ことを目指してみてはいかがでしょうか。
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